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ソフトウェア品質保証部長の会(東京)

ソフトウェアが私たちの生活の中の頭脳として、製品として必要不可欠なものとなっている昨今、その品質の重要性は高まるばかりです。それに伴い、ソフトウェア品質保証部門の担う役割と責任は、年々増加しています。
また、ソフトウェアの開発期間はその必要性とともにますます短縮され、多くの機能が要求されるようになってきました。
このような状況のもと、様々なプロジェクトに対する最適な品質保証活動や組織全体の中長期的な品質保証戦略がどうあるべきか、ソフトウェア品質保証部門の長は、問題意識を持ちながらも、日々の業務に追われてしまい、なかなか根本的な解決を見いだせないという声をよく耳にします。

そこでSQiPでは、2009年11月からソフトウェア品質保証部門の長による「ソフトウェア品質保証部長の会」を開催し、識者による講演やグループディスカッションを通して、品質保証戦略の立案や組織体制の構築、品質保証業務の改善、効果的な品質保証活動の事例の作成、開発現場への普及推進、これからの品質保証の在り方などについて議論してきました。
そして、その成果を「成果発表会」や「ソフトウェア品質シンポジウム」等で外部に向けて広く発信しています。

コンセプト

ソフトウェア品質保証において部門長としての課題や問題、悩みの助けとなるべく、品質保証戦略の立案や組織体制の構築、品質保証業務の改善、効果的な品質保証活動の事例の作成、開発現場への普及推進などについて、実践的な議論を行い、事例を蓄積し、成果をまとめていきます。

ソフトウェア品質保証部長の会 会則

ミッション

  • 課題の共有と解決策の模索及び成果の展開を通じて、ソフトウェア品質保証活動のレベルアップ及び価値の向上を図る。
  • ソフトウェア品質保証の本質を明らかにし、ソフトウェア品質保証部門の在り方、技術課題、人材育成の改善や深化を図る。
  • ソフトウェア品質という観点で、日本再生のトリガーの役割を果たす。
  • ソフトウェア品質保証において、技術革新の先導役、担い手となる。

ビジョン

世界に誇れる日本のソフトウェア品質保証技術(管理・プロセス・エンジニアリング)の再確立を図る。

参加者のメリット

  • ◇ 品質保証活動に関する部門長レベルの技術交流や情報交換ができます。
  • ◇ 様々な業種の品質保証プロフェッショナルと社外ネットワークが作れます。
  • ◇ 技術や課題、価値観を語り合い、競い合う場として活用することができます。
  • ◇ 豪華な講師陣による講演や参加者による事例発表もあります。

参加者の声

企画委員

(2022年3月1日現在、敬称略、順不同)

  • 野中 誠(東洋大学)
  • 足立 久美(LIGHT SIDE PROCESS)
  • 大島 啓二(元 株式会社日立製作所)
  • 大場 みち子(公立はこだて未来大学)
  • 梯 雅人(株式会社日立システムズ)
  • 川原 章義(日本システム株式会社)
  • 小林 依光(株式会社ビズリーチ)
  • 佐藤 孝司(京都情報大学院大学)
  • 永田 哲(株式会社メタテクノ)
  • 早崎 伸二(ネバ―ランド)
  • 孫福 和彦(株式会社日立ソリューションズ)
  • 牟田 香奈(SocioFuture株式会社)
第13期 成果発表会
開催概要
日  時 2022年7月25日(月)13:00~17:30
配信会場 一般財団法人日本科学技術連盟 東高円寺ビル
実施形態 オンライン開催(ZOOM)
参 加 費 無料
定  員 250名(定員になり次第、締め切ります)
お 申 込

申し込み

プログラム
時 間 内 容
13:00~13:10

主催者挨拶

島田 尚徳(一般財団法人日本科学技術連盟 理事・品質経営研修センター 部長)
13:10~13:20

ソフトウェア品質保証部長の会 活動の紹介

孫福 和彦 氏(株式会社日立ソリューションズ/本会企画委員会委員)
13:20~14:20

基調講演

自動運転、高度運転支援時代のソフトウェア開発と品質保証

森崎 修司 氏
(名古屋大学 大学院情報学研究科 准教授/株式会社ティアフォー 技術顧問)
14:20~14:30 休 憩
14:30~14:55 変化に対応するQA

成果発表1

これからのQAの在り方

Gr.4 纐纈 伸子 氏(日本電気株式会社)
14:55~15:20

成果発表2

DX時代のQA人財の育成~QAの仕事をアンラーニングするヒント~

Gr.6 宮城 幸生 氏(トッパン・フォームズ株式会社)
15:20~15:30 休 憩
15:30~15:55 変化に対応するQA

成果発表3

顧客提供価値の品質評価

Gr.5 村岡 伸彦 氏(楽天モバイル株式会社)
15:55~16:20 QAの本質

成果発表4

腹落ちさせる品質保証施策~組織が持続的に成長するために~

Gr.1 松本 道春 氏(株式会社日立ソリューションズ)
16:20~16:30 休 憩
16:30~16:55 QAの技術

成果発表5

自動化による品質の可視化

Gr.2 桂 智之 氏(BIPROGY株式会社)
16:55~17:20

成果発表6

ドキュメント品質を上げるための効果的なレビュー

Gr.3 石原 和彦 氏(東芝デジタルソリューションズ株式会社)
17:20~17:30

終了挨拶

早崎 伸二 氏(ネバーランド/本会企画委員)
講演のご紹介
講演タイトル

自動運転、高度運転支援時代のソフトウェア開発と品質保証

概要

より高度なセキュリティの実現、自動運転や高度運転支援への対応といった車載ソフトウェアへの要求に対応するため、センサ/カメラやそれらの組合せアルゴリズム、OTA(Over The Air: 無線通信によるソフトウェアの更新、変更)、車外サービス連携、ODD(Operational Design Domain: 運行設計領域)といった要素技術や基盤の整備が進んでいる。また、ISO26262で定義されている機能安全とは異なる SOTIF(Safety Of The Intended Function)のようなアプローチが議論されており、車載ソフトウェアの開発や品質保証もそれらに合わせて変えていかなければならない部分がある。本セッションでは、そうした車載ソフトウェアをとりまく新たな環境や要素技術を整理する。その上で、これからの開発や品質保証に求められる変化を解説する。

講演者紹介

森崎 修司 氏

(名古屋大学 大学院情報学研究科 准教授/株式会社ティアフォー 技術顧問)

【経歴】

2001年 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士後期課程修了。博士(工学)。通信事業者にてオンラインサービスの企画・開発に従事し、2013年10月より現職。実証的ソフトウェア工学の研究に従事。独立行政法人 情報処理推進機構の「つながる世界の品質指針検討ワーキング・グループ」をはじめ3つのワーキング・グループの主査を務める。ソフトウェア品質シンポジウム2012~2022委員長。日本、ドイツの車両メーカーや車載ソフトウェア開発会社に勤める社会人博士の学位取得の支援や審査に従事。2021年より自動運転ソフトウェア開発企業株式会社ティアフォーで技術顧問を務める。

発表のご紹介

<成果発表 Gr.1>

発表テーマ

腹落ちさせる品質保証施策 ~組織が持続的に成長するために~

発表者

松本 道春 氏(株式会社日立ソリューションズ)

概要

ソフトウェアを開発する組織が、持続的に成長するためには、品質保証への取り組みは不可欠です。
「当たり前のことを当たり前に実施する」という組織文化を浸透させていくことが必要です。
第11期より、技術者個々人の品質意識や形骸化させない品質保証施策について、個人の「腹落ち」をキーワードに追求し、品質保証施策を提案してきました。
今期は、個人の知見をどのように「組織知」として培っていくかについて、「品質保証部長の会」に参加している各企業の事例を交え、「組織が腹落ちする」ための提案を検討しています。
その成果を発表したいと思います。

<成果発表 Gr.2>

発表テーマ

自動化による品質の可視化

発表者

桂 智之 氏(BIPROGY株式会社)

概要

QA部門ではプロジェクトのQCDデータ等を元に、品質保証活動を実施しています。
この活動はQA部門の要員スキルや経験に依存し、多数のプロジェクトを管理することは難しく、プロジェクトによるデータ登録の精度にも影響を受けます。
また、QCDデータだけでは、悪化が判明した時にはリカバリ対応をする手段しかなく、事後対応となってしまいます。
本研究会では、品質保証で用いられてきたQCDデータ以外で新たな指標として利用でき、かつ、自動で収集可能なデータを活用し、QCD悪化の「予兆」と「事前検知」につながるメトリックス値を提言します。

<成果発表 Gr.3>

発表テーマ

ドキュメント品質を上げるための効果的なレビュー

発表者

石原 和彦 氏(東芝デジタルソリューションズ株式会社)

概要

ウォーターフォール型開発におけるレビューでは長年培われてきた観点や実施体制など、システム実現をいかに効率的に実施できるかについて常に最適化が行われてきました。
この最適化の過程において、『システム開発において各種ドキュメントを作成するにあたり』「システムを実現させる」。「レビューを通す」といった点にフォーカスしすぎた結果、レビューは実施済にも関わらず「要件ズレ」が発生するといった事態が発生することがあります。
私たちは、レビューにおける”問いかけ”について注目し、問いかけ方法を変えることで、要件ズレについて、自身で気づき、また、チームの活性化につなげられないかと考えました。
今回はDX時代の不確定要素が多い中でのレビューとして、『異なる視点に刺激を受けながら、自ら問題を発見し自ら解決策を探索して目的を見つける』より有効なレビューの実施について検討を行いましたので本発表にてご紹介いたします。

<成果発表 Gr.4>

発表テーマ

これからのQAのありかた

発表者

纐纈 伸子 氏(日本電気株式会社)

概要

ITシステムは、サーバやストレージを中心としたレガシーシステムからDX(Digital transformation)技術を活用したシステムに軸足を移してきています。その変化に合わせ、品質保証部に求められている役割も変化してきています。
当グループでは、従来の品質保証活動とDX時代に求められる役割を比較しました。その上で、従来の活動で不十分な点を洗い出し、これから求められる品質保証部門の役割、そして、その役割を担うために強化すべき取り組みを検討しましたので、これらについて報告します。

<成果発表 Gr.5>

発表テーマ

顧客提供価値の品質評価

発表者

村岡 伸彦 氏(楽天モバイル)

概要

デジタル化の領域拡大と技術革新によって、ソフトウェア品質の経営へのインパクトは増大しています。品質保証の専門性をもつ人材への期待も変化しています。事業が顧客へ提供する価値が妥当かどうか品質評価を行い、そこから得た知見を利用して、継続的に価値を進化させるループの構築が、プランニングやマネジメントの場面で必要になっています。
今期は、第12期で発表した「DX時代の品質保証」で未だ掘下げていなかった、企画・仮説検証へのフィードバックループについて、PoCのリリース後・サービス導入後に実行可能な顧客価値の品質評価と、そこから得た知見をどのように価値の進化へ生かすのか、そのアプローチについて検討したことをお話します。

<成果発表 Gr.6>

発表テーマ

DX時代のQA人財の育成~QAの仕事をアンラーニングするヒント~

発表者

宮城 幸生 氏(トッパン・フォームズ株式会社)

概要

本発表のテーマはアンラーニング(学びほぐし)。
アンラーニングとは、これまで学んできた知識・やり方を意図的に停止して、新たな学びで自身をアップデートすることです。
不確実性の高いビジネス環境においては、QAも自ら学習し変化していくことが求められます。ウォーターフォール型開発を前提としたレビューやテスト、品質分析の手法が、これから先も効果的であるとは限りません。本発表では、経営学の分野で用いられる人材育成の概念やアンラーニングの小さな事例を紹介。
QAに限らず、仕事をアンラーニングするヒントとなれば幸いです。

第13期
第13期 開催要領
参加資格

・ソフトウェア品質を担当する部門の部門長で「GIVE&TAKE」の精神で、オープンマインドで積極的に発言できる方・ソフトウェア品質を担当する部門の部門長

  • * 役職は“品質保証部長”に限らず、開発の部門長でもご参加いただけます。原則として、部長職以上の方とさせていただきますが、部長相当職が存在しない場合は、ソフトウェア品質保証に関する権限をもった最終責任者であれば、課長相当職でも問題ありません。
参加費 無料
活動期間

2021年10月~2022年9月(予定)
● 月1回のペースで実施を予定。

開催日

第1回:10月6日(水)18:00~21:00(予定)(第13期キックオフ)

  • * 原則として、月1回・第一水曜日に開催予定。
開催場所 日本科学技術連盟 東高円寺ビル (東京都杉並区高円寺南 1-2-1)
※集合形式での実施が難しい場合は、オンライン(Zoom)開催。
募集人数

募集期間

申込受付は終了いたしました。

申込方法

申込受付は終了いたしました。

第13期 年間スケジュール

※ 原則として第一水曜日に実施予定です。

会 合 開催日 実施内容
第1回 2021/10/6(水) キックオフ、自己紹介、課題共有
第2回 2021/11/5(金)~6(土) 合宿(活動テーマ選定、事例紹介)
第3回 2021/12/8(水) 講演+テーマ別討論
第4回 2022/1/12(水) 講演+テーマ別討論
第5回 2022/2/2(水) 講演+テーマ別討論
第6回 2022/3/2(水) 第1回交流会+テーマ別討論
第7回 2022/4/6(水) 第2回交流会+テーマ別討論
第8回 2022/5/11(水) 講演+テーマ別討論
第9回 2022/6/1(水) 中間発表会
第10回 2022/7/6(水) テーマ別討論
第11回 2022年/7/25(月)(予定) 成果発表会
グループ個別で日程調整 テーマ別討論
第12回 9月中旬 SQiPシンポジウム2022
第1回 10/5(水) 振り返り&キックオフ

  • ※ 開催日は、都合により、予告なく変更になる場合がございます。予めご了承ください。
  • ※ 新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止のため、第13期 第2回に予定しております合宿は、中止になる場合がございます。中止の場合は、11月5日(金)18:00~21:00(予定)で開催を予定しております。
過去の活動
成果発表会レポート/発表資料
活動成果ライブラリ
  • ソフトウェア品質保証の肝 ~ソフトウェア品質保証活動に潜む煩悩を取り払う108の肝~

    ※本資料は各社の品質保証部長の知恵と経験を結集して、ソフトウェア品質保証の仕組みを効果的に運用するために、経験に基づいた悩み解決の勘所を、煩悩に引っ掛け108件を抽出し「ソフトウェア品質保証の肝」として整理しております。

    ※本資料はPPT形式で公開しています。
    理由は、ダウンロードした方々が、本資料をご自身の組織に適切な形でカスタマイズして組織内で利用いただくことで、本当の意味で各組織に役に立つ”肝”が完成すると考えるからです。

  • PM気質自己診断シート(マクロつきExcelファイル)

    ※本シートは、第12期ソフトウェア品質保証部長の会 グループ2の活動テーマである、
    「品質保証を腹落ちさせる施策の導出~全ては、プロジェクトが目的を達成するための健全なプロジェクト推進のために~」
    の成果物の一つです。PMの気質を判断し、品質向上に向けた一助としてご活用ください。

    ※本シートをそのままご活用いただいたり、事業内容や開発の実態に合せてカスタマイズしてご利用いただいたりできるように、excel形式で公開しています。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンス

この作品は クリエイティブ・コモンズ 表示 - 非営利 4.0 国際 ライセンスの下に提供されています。

その他
お問い合わせ
ソフトウェア品質保証部長の会担当
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-2-1
電話番号 03-5378-9813    ファックス番号番号 03-5378-9842    メール sqip@juse.or.jp
 
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