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ソフトウェア品質管理研究会
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第40年度
ソフトウェア品質管理研究会
運営小委員会 委員長
鷲崎 弘宜
早稲田大学/国立情報学研究所/
システム情報/エクスモーション

DX時代の価値創造のためのソフトウェア品質技術を探求し実践する一年

「品質とは、誰かにとっての価値である」とは、有名なジェラルド・ワインバーグ氏の言葉です(『ワインバーグのシステム思考法』より)。デジタルによるビジネスモデル変革を通じた顧客起点の価値創出を目指すデジタルトランスフォーメーション(DX)が叫ばれる今こそ、ソフトウェアの品質を通じた価値づくりと提供が求められています。

その実践にあたり、人材育成が重要なことはいうまでもありません。しかし、ソフトウェアは変化の速い領域であり、各企業で井の中の蛙とならず、的確に世の動向や水準を捉えて育成を進めることは困難です。加えて品質を実践する人材には、技術のみならず、状況や人々と向き合う人間力も必要です。冒頭のワインバーク氏には、次の有名な言葉もあります。「より良いソフトウェアを開発するうえで我々が向き合っていかなければならないのは、技術やスキルだけではない。開発者の心の動きだ。」(『プログラミングの心理学』より)。

そこで本研究会は、1年という期間をかけて、経験豊富な指導陣の技術に対する姿勢や実践体験を共有し、広く組織を超えて研究員同士で密に交流を深めながら、教科書では得がたいリアルな技術を獲得してもらうとともに、論文執筆といった経験を通じて人間力や品質に向き合う心構えも身に着けてほしいと願っています。

本研究会は長い歴史を持ち、品質を扱ううえでの本質を積み重ねつつ、アジャイル品質やAI品質といった新たな技術や考え方を組み入れ、アップデートし続けてきました。特に、2024年度は40年目の節目にあたり、研究会そのもののDXを進め、新たな価値を加えてお届けします。具体的には、オンラインと対面のハイブリッドで活動機会を広げるとともに、特別講義などのオンデマンドコンテンツ化を通じて学びの機会を拡大し、さらには、セミナー受講や各種イベントにおける割引等を通じて、ステップアップの機会などをご提供します。

若手からベテラン、品質保証から開発部門さらにはマネジメントまで、さまざまな立場やレベルの方々が集い、本質を見極めつつ多面的かつ実践的に研究や学びを深め、品質で価値を生み出す人材、仲間、技術づくりに貢献する我が国随一、かつ、世界に類を見ない貴重な場です。ぜひご参加ください。

第40年度(2024度)パンフレット
 
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SQiPは、ソフトウェア品質管理技術・施策の調査・研究・教育を通じて、実践的・実証的な
ソフトウェア品質方法論を確立・普及することにより、ソフトウェア品質の継続的な向上を目指します。

 
 
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