第5期レポート

第9回 ソフトウェア品質保証部長の会 レポート

開催日:2014年7月2日(水)
つい先日、ミニ発表会(第8回例会)が開催されたと思っておりましたが、あっという間に第9回例会の日がやってまいりました。
今回は、「ソフトウェア品質シンポジウム2014(SQiP2014)」での発表に向けて、講演は行わず、グループ討論のみを行いました。
シンポジウムは、部長の会活動の中でもビッグイベントの1つであり、討論からは、メンバの方々の真剣さがひしひしと伝わってきました。
また、定例会は今月を含め、シンポジウムまで残り2回ということもあり、発表に向けて各グループ、今までの討論内容のまとめに入ってきているようです。

それでは、以下に今月のグループ討論の内容を紹介いたします。

グループ1「経営視点から品質向上を考える」

SQIP2014の発表に向けて、コスト面と売上面からの品質活動の内容に関して、事例の確認を実施した。
そして、お客様も幸せになり、組織も幸せになるために品質部門として考えておかねばならない事項に関して討議した。
今後は、ものづくり組織能力を上げるために具体的に活動している事例を追加していく。

グループ2「ソフトウェア品質保証の肝」

SQiPシンポジウムでの発表に向けた、作業項目と担当、スケジュ-ルの確認を行った。
要点は、以下のとおり
  • 肝の収集は終了。
  • 全員で各肝の表現統一や内容精査を行う。
  • 索引しやすいように、全員で肝の分類を行う。
これらの作業を、8月31日を目標に行っていく。
また、11月に開催予定の第5期成果発表会に向けての検討も行った。
  • 発表者、及び、発表者バックアップの選出。
  • 1肝1格言や、索引の作成は、SQiPシンポジウム向けには整理が間に合わないので、11成果発表会での発表を目標に作業を進める。

グループ3「超上流からの品質保証」

1. 発表するストーリーの確認

【理想を語る】
  • 各社の事例を紹介する。
    (提言につながるような事例を紹介したい)
  • 理想と現実とのギャップを埋める(マップで視覚化)。
    (ハードルの超え方を指し示せると良い)
  • 品質保証部長の会からの提言

2. 提言案の検討

討論時の4象限マップ

3. 理想と現実とのギャップを埋めるマップ例の検討

横軸:当たり前品質、魅力的品質
縦軸:組織の成熟度
の4象限マップを仮設定し、超上流の品質保証の成熟度を表現できないかを検討した。

グループ4「人材育成」

人材育成検討グループでは、これまで議論してきた内容、すなわち長年検討課題に上がっている育成の悩みとその解決案についてストーリーを建てて整理を行った。
  1. 問題提起
    1. 今の教育(例)はこうだ
    2. 「肝」はどこで教育しているか
    3. 人財になっているか
  2. 「肝」の見直し
    1. 肝」の棚卸‐網羅(SQuBOK)
    2. 「肝」の取り上げ方と教育の仕方
      • この項はサンプルを今後集めて見ることにしたい。
      • 「肝」のひも解きから育成の鍵になる要素が見つかるのではと考えている。
  3. 結論
    • 自ら学ぶ体質を育てることが重要である。
    • 今の教育のどこに今回の成果を追加するとよいかを提言する。
次回からは上の項目に対し内容を肉付けして整理・まとめを行っていく予定。

グループ5「アジャイル」

  1. 事例の提供
    「結果としてアジャイルライクなプロセスになったプロジェクト」が事例として提供された。
    アジャイルを導入しようとしてやったものではなく、プロジェクトの状況を改善しようとして、自然にこのプロセスに行きついたというもの。そのため、教科書的なアジャイルではなく、バッチ系はウォーターフォールというハイブリッドとなる。お客様満足度は非常に高く、口コミによる受注にも結び付いている。
  2. QAの役割について
    QAがチームに入る場合、(良いかどうかは別として現実に)ファシリテーターも担うことが多い。これを利用して「プロセスQA」を行うと同時に、うまくチームをサポートできるのではないか。アジャイルでは、特にコミュニケーションの状態に気を配る必要がある。「プロセスQA」を「プロセスがちゃんと行われているかどうか検証する」だけではなく、「チームがよりうまく動けるように働きかける」ととらえれば、QAがチームに入る場合の動き方が見えてくるのではないだろうか。
次回の部長の会は8/6(水)に開催です。
9月のシンポジウムに向け、今回よりも一層深く、そして熱い討論が繰り広げられることでしょう。

次回のレポートもお楽しみに!