第5期レポート

第10回 ソフトウェア品質保証部長の会 レポート

開催日:2014年8月6日(水)
8月に突入し、厳しい暑さが続いております。
第5期部長の会も10回目の開催となり、来月は遂にSQiPシンポジウムです。今回はシンポジウム前、最後の定例会ということもあり、どのグループも発表についてのまとめや資料修正を中心に、検討されていた様子でした。
それでは、以下に今月のグループ討論の内容を紹介いたします。

グループ1「経営視点から品質向上を考える」

SQiP2014で発表する内容について、原稿をもとに全体を通して見直しを実施した。
  • 品質の原点である価値を提供することを強調して見直す。
  • 品質部門の活動の考え方(5W2Hで表現)は、わかりにくいことと多少無理がある。
しかしながら、良いことも書いてあり、聴講されている方への提言ということでなんとか残したいと思い、見直すこととした。

グループ2「ソフトウェア品質保証の肝」

今回は3年間の集大成なので、実際の肝をいくつか選択して、具体的に説明する方向とする。
  • その肝は、グループの中で投票し、決定する。
    ※KAさんご提供のシート利用
  • 全体の構成としては、「これまでの背景」「肝の全体感」「実際のいくつかの肝の説明」「本質の追求」「品質部門はどうあるべきか」とする。
  • 全体のボリュームが136ページにもおよぶので、当日(SQiPシンポジウム)のプレゼン資料は、説明する部分を前半に持ってくる。(ページのスキップはしない)
  • 肝の集計ワークシートで、品質業務の肝なのか、品質管理の肝なのか、またPDCAの何に該当するのかを確認する。

グループ3「超上流からの品質保証」

【昨年度の発表といただいた意見】

  • 昨年度の提言を、全体のストーリーに合わせ一枚にまとめる。
  • 今年度は各社の品質保証部門の具体的な活動事例を中心に紹介する。
発表を聞いて持ち帰って、明日から取り組んで効果をあげようと思えるような内容にしたい。

【超上流からの品質保証活動事例】

  • 事例2:リスクDB活用による提案・受注リスクの低減
  • 事例3:中間検査によるプロジェクト混乱の予兆を早期摘出
    ⇒費用をかける事の理解を経営層へ
    ⇒有識者やシニアの活用
  • 品証部門から見て当たり前と思う取り組みでも、それが定着していれば、お客様からは品質面で魅力的な会社とみていただけるのではないか。
  • 品質保証部が自社の品質の取り組みを、お客様へ説明し、お客様と一緒に取り組む事で魅力的な品質につながっていくのではないか。

【3つの提言】

聞いている人によって、突然提言がでてきたような違和感を覚えないように、ストーリを確認。

【最後に】

去年と最後に近い内容を言いたい。

グループ4「人材育成」

  • 人材育成というテーマの難しさをふまえ、11月の成果発表会に向けては、検討範囲を絞り込んでいく。ただし、その中で、聴講者にとって参考となる内容を多く盛り込みたい。
  • 「2グループ:品質保証の肝」でまとめている「肝」の内容は、育成する対象者に身に着けてほしい内容といえる。当グループとしては、このようなノウハウ集、格言集を、どのような場で、どのように活用していけば、人材育成において効果的かを検討したい。
  • 「複数の部門にて業務を担当すること」、「修羅場に身をおくこと」、「アジャイル型の開発を行うこと」といった経験が、人を育てると言われる。これらの経験においては、何がどうだから人が育つのか、それを深掘りしてみることとする。
  • 人材育成にて成果を上げるためには、戦略的に取り組む事が重要である。例えば、対象者を分析した上で、その人に合った教育計画をたてること、等が挙げられる。このポイントも深掘りしてみる。
  • メンバーの会社にて、新入社員に3人がかりでの手厚いサポートを実施し育成において一定の成果を得られた時期があったが、業務負荷が重いという理由で、継続しなかった。どれだけの業務負荷をかけるか、もしくは投資をするかという意味では、経営的判断が重要といえる。突き詰めれば「人材育成は経営である」とも言えるのではないか。

グループ5「アジャイル」

「アジャイル」で開発者のモチベーションアップが重要と言う話に共感を得たが、QAも同様にモチベーション高く活動したい。
世の中がシフトしていく中で、QAもいかに変わっていくか考えながら進化するべきである。もしかすると、開発者がなんとか変化に対応するために、「アジャイル」に限らず、各種試行錯誤しているとき、QAは蚊帳の外なんていうことはないか?

QAも、アジャイルであればその真髄は何か、また技術は何かなど積極的に学び、そのなかで顧客ニーズにあったものを提供するために、どう行動するかなど積極的に考えたい。
ただし、従来通りQAとして捨ててはならないこともあるはずで、そこをよく見極めていきたい。

今回いくつか事例や提案を紹介するが、研究はまだまだの感があり、今回はあまり背伸びをせず、まずは第1回目の発表として考えていること、思いを中心に発表したいと思う。 11月の成果発表会はもう少しブラッシュアップし、発表する予定です!
9月の部長の会は、「ソフトウェア品質シンポジウム2014(SQiP2014)」での発表となります!
4グループが発表、また、「人材育成」をテーマとしたSIGにも参加いたしますので、お時間を確保できる方は、ぜひシンポジウムにお越しください。

次回のレポートは10月です。
今期最後の会合の模様をお伝えします。お楽しみに