特別講義
ソフトウェア品質に関するタイムリーな話題を提供します!!
「ソフトウェア品質管理研究会(SQiP研究会)」では、品質管理の基本的な考え方、手法、これからのソフトウェアに関する重要なテーマ等について、それぞれの分野の専門家による「特別講義」を開催しております。
研究員以外の方もご参加できます(有料)ので、ぜひ、自己研鑽・情報収集の場としてご活用ください。
2026年度特別講義
参加費・会場
会場:オンライン会議システム「Zoom」
| 参加費 |
1回の参加
(税込価格) |
22,000円 |
全6回一括参加
(税込価格) |
88,000円 |
スケジュール
例会
回数 |
例会開催日 |
講義内容 |
申込受付 |
| 2026年 |
| 1 |
5月29日(金) |
テーマ:アジャイル開発とAIチーム
講演者:平鍋 健児 氏(株式会社永和マネジメントシステム代表取締役社長)
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受付終了 |
| 2 |
6月19日(金) |
テーマ:AI Agent Coding 時代のチームビルディング:~コンテキストロットに陥らないために~
講演者:松尾谷 徹 氏(有限会社デバッグ工学研究所)
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受付終了 |
| 5 |
10月16日(金) |
テーマ:生成AI時代でのAIプロダクトの品質
講演者:徳 隆宏 氏(三菱電機株式会社)
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受付中 |
| 6 |
11月13日(金) |
テーマ:高品質と高スピードを支える品質のシフトレフトのアプローチ
講演者:井芹 洋輝 氏(ソフトウェアテスト技術振興協会)
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受付中 |
| 7 |
12月11日(金) |
テーマ:生成AIを前提としたソフトウェア開発の再設計:プロセスから品質保証まで
講演者:竹之内 啓太 氏(株式会社NTTデータグループ)
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受付中 |
| 2027年 |
| 8 |
1月22日(金) |
テーマ:ソフトウェアメトリクス分析手法の使い分け
講演者:小池 利和 氏(ヤマハ株式会社/本研究会 演習コースII 副主査)
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受付中 |
- 5月(第1回例会)、6月(第2回例会)、10月(第5回例会)、11月(第6回例会)、12月(第7回例会)、1月(第8回例会)の特別講義のみ参加することもできます。
- 講演内容の詳細が確定したら、随時Webに掲載します。
講義詳細
第1回例会 特別講義
| 開催日時 |
2026年5月29日(金)15:00~17:00 |
| テーマ |
アジャイル開発とAIチーム |
| 講演者 |
平鍋 健児 氏
株式会社永和マネジメントシステム代表取締役社長
業務上の経験や研究を主とした経歴
株式会社永和システムマネジメント代表取締役社長、株式会社チェンジビジョンCTO、Scrum Inc. Japan 取締役。
福井の Agile Studio でアジャイル開発を推進し、現在、国内外で、モチベーション中心チームづくり、アジャイル開発の普及に努める。
ソフトウェアづくりの現場をより生産的に、協調的に、創造的に、そしてなにより、楽しく変えたいと考えている。
2009年から開催している、アジャイルジャパン初代実行委員長。
研究論文や著書
著書『アジャイル開発とスクラム』(故野中郁次郎と共著)、翻訳『リーン開発の本質』、 『アジャイルプロジェクトマネジメント』など多数
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- アジャイル開発の生まれた背景
- アジャイルの現場
- 日本のアジャイル事例
- 野中郁次郎の知識創造理論とスクラム
- AIの発展と暗黙知の役割
アブストラクト
多くの企業で活発に導入されているアジャイル開発について、ビジネス事例を交えながらご紹介します。DX時代にマッチしたこの手法がどのようにして生まれたのか、そして「スクラム」を例に挙げながらその技術的な特徴を再確認します。さらに、アジャイル開発の源流である野中郁次郎氏の知識創造理論との関係性や、AIの出現が「知識」の扱い方にどのような変化をもたらすかについて考察を深めます。
第2回例会 特別講義
| 開催日時 |
2026年6月19日(金)10:00~12:00 |
| テーマ |
AI Agent Coding 時代のチームビルディング:
~コンテキストロットに陥らないために~ |
| 講演者 |
松尾谷 徹 氏
有限会社デバッグ工学研究所
略歴
香川生まれ大阪育ち後関東
3拠点生活 熱海市伊豆山、山梨県山中湖村、東京都多摩市
業務上の経験や研究を主とした経歴
1972:NEC入社 周辺装置設計(ハード設計+初期の組込)
汎用大型機OS開発(通信)、火消し、モダンプロマネ研修立ち上げ
2002:早期退職 ㈲デバッグ工学研究所 代表
チービル:フェリカネットワークス、ヤマハ、日本総研
技術者育成:デンソーコアスキル10か月研修 論文指導100編ほど
他 トヨタ、SONY、野村総研、富士通、三洋、パナソニック、サムスンなど。
その他(学位、表彰、学会活動、その他の特記事項)
明治大学、東京理科大、法政大学 兼任講師
国際規格 ISO/IEC SC7/WG9 国内主査など
博士(筑波大)
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- IT分野のチーム課題:多様で属人的で馴染みにくい
- チームを作る技術と限界:アイスブレーク程度とその限界
- 革新的なAI導入の始まり:AI Agents のタスク実行力と新たな課題「コンテキストロット」
- Agents 導入とチームコミュニケーション:2極化が拡大(良くなる Vs。 さらに悪化)
- 具体的な対策:面倒な規範やコンテキストは Agents へ、そのためのチームビルド技術を探る
アブストラクト
IT分野のチームは、伝言ゲーム的な知識協働労働であり、コミュニケーションに関して多様な課題を抱えてきました。知識や技術で統一的な解が得られず、個別に行われるアイスブレークなど初歩的な行動療法の効果が知られています。
2025年から始まった AI Agents の技術進化は、伝言ゲーム的なタスク構造を変える可能性を持っています。AI Agents も技術なので、使い方で成果は変わりますが、従来の技術と大きく異なるのは、AI Agents がチームメンバーに加わりチーム形態が変化することです。
先行事例では、高生産性チームはさらに10倍以上の生産性を生み、混乱したチームは「コンテキストロット」と呼ばれる混乱の拡大を生んでいます。ここでは、解説だけでなく、簡単なグループワークと検討を体験しながら、今後避けられない技術革新を乗り切る知恵を学びます。
第5回例会 特別講義
| 開催日時 |
2026年10月16日(金)10:00~12:00 |
| テーマ |
生成AI時代でのAIプロダクトの品質 |
| 講演者 |
徳 隆宏 氏
三菱電機株式会社
業務上の経験や研究を主とした経歴
■2024-
現職にて、AIを活用する社内業務改革を対象としたプロジェクト企画・推進を担当
■2021-2024
国内機械メーカーにて、データ活用のためのクラウド・品質・データマネジメント・DX推進を担当
■2011-2021
国内機器メーカーにて、ファクトリーオートメーションを中心とした、組み込み製品・AI/IoTシステムの企画・研究・開発・検証・アジャイルプロジェクト推進を担当
■2005-2011
外資系システムインテグレーターにて、製造業を中心とした基幹システム・業務システム・組み込みシステムなどの様々なプロジェクトでの、企画・設計・実装・検証に関する、コンサルティングや実務を担当
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- QA4AIの紹介
- 品質で変わることと、変わらないこと
- 実務における品質計画やその推進の勘所
- 品質人材に今後求められる役割・視点・展望
アブストラクト
2017年に設立したQA4AIコンソーシアムでは機械学習の基礎と各ドメインへの適用がガイドラインの主であったが、昨今の生成AIの社会実装の速度によりコンソーシアム自身の活動も変容しつつある。
本講演では、QA4AIガイドラインの内容を一部紹介しながらも、従来型品質保証から変容を始めている昨今のAIプロダクトの品質についてその実務面の例を示すとともに、そのような課題に直面していく品質人材について私見を述べる。
第6回例会 特別講義
| 開催日時 |
2026年11月13日(金)10:00~12:00 |
| テーマ |
高品質と高スピードを支える品質のシフトレフトのアプローチ |
| 講演者 |
井芹 洋輝 氏
ソフトウェアテスト技術振興協会
業務上の経験や研究を主とした経歴
開発者、コンサルタント、テストエンジニア、QAエンジニアなどさまざまな立場でさまざまなソフトウェアテスト・品質保証の業務に携わる。現在は車メーカーでQA/テストテックリードを担当。テストやQAについて執筆・講演・研究・技術指導多数。
研究論文や著書
- ソフトウェアテスト徹底指南書 〜開発の高品質と高スピードを両立させる実践アプローチ(技術評論社、2025)
- Componentwise Automata Learning for System Integration(共著、ATVA2025)
- AI時代の開発は「品質保証」がボトルネックに。「QAの総合力」がエンジニアの価値を左右する(エンジニアType、2025)
- シフトレフトテストを支える現代的なテスト設計(技術評論社、Software Design 2024年2月号)
- 実践ソフトウェアエンジニアリング[第9版](共訳、オーム社、2021)
- Proposal for Enhancing UTP2 with Test Aspects(共著、InSTA2018)
- テスタビリティを作り込む(Think It、2018)
- システムテスト自動化 標準ガイド(共訳、翔泳社、2014)
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- 開発の品質、スピード、レジリエンス、持続性の共立の必要性
- 品質のシフトレフト
- プロセスで支えるシフトレフト
- 設計と実装で支えるシフトレフト
- テストで支えるシフトレフト
- 運用で支えるシフトレフト
アブストラクト
現代的なソフトウェア開発では、プロダクト品質だけではなく、開発のスピード、レジリエンス、持続性の共立が求められます。それを実現するアプローチに品質のシフトレフトがあります。本講義では、この品質のシフトレフトを実現するための施策を、プロセス、アーキテクチャ、コード、テスト、運用とさまざまな方面で解説します。
第7回例会 特別講義
| 開催日時 |
2026年12月11日(金)10:00~12:00 |
| テーマ |
生成AIを前提としたソフトウェア開発の再設計:プロセスから品質保証まで |
| 講演者 |
竹之内 啓太 氏
株式会社NTTデータグループ
業務上の経験や研究を主とした経歴
NTTデータグループ勤務。2017年に大阪大学大学院情報科学研究科修士課程を修了。
情報処理学会ソフトウェア工学研究会幹事。IPSJ-ONE2023に登壇。
生成AIを活用したソフトウェア開発の効率化に関する研究開発や国内外のプロジェクト支援に従事。
研究論文や著書
2025年に書籍『生成AIによるソフトウェア開発』出版。
主著論文にVLDB2021など
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- 生成AIによるソフトウェア開発の再設計の必要性
- 生成AIの特性とプロセス設計の指針
- プロジェクトマネジメントと品質保証の変容
- 当社における技術推進と実践事例
アブストラクト
生成AIの普及に伴い、ソフトウェア開発は再設計の時を迎えている。本講演では、自社での技術推進活動から得られた知見を基に、生成AIを前提とした開発プロセスについて述べる。AIの特性や制約を踏まえたプロセス設計の思想に加え、プロジェクトマネジメントや品質保証の変容についても解説する。さらに具体的な適用事例を紹介し、次世代のソフトウェア開発における実践的なアプローチを提示する。
第8回例会 特別講義
| 開催日時 |
2027年1月22日(金)10:00~12:00 |
| テーマ |
ソフトウェアメトリクス分析手法の使い分け |
| 講演者 |
小池 利和 氏
ヤマハ株式会社/本研究会 演習コースII 副主査
業務上の経験や研究を主とした経歴
1998年~2013年 ソフトウェア開発現場のプロセス改善、品質管理に従事
2013年~2017年 ソフトウェアに限定せず電子楽器製品の品質保証全般
2017年~ ソフトウェア品質に軸足を置きつつヤマハグループ全般の品質保証
研究論文や著書
2012年『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』
2015年『ソフトウェアメトリクス統計分析入門』
その他(学位、表彰、学会活動、その他の特記事項)
2013年:QC検定1級(成績上位者表彰)
2013年:日経品質管理文献賞受賞『データ指向のソフトウェア品質マネジメント』
2013年~2023年:SQiP研究会委員長、「メトリクス演習コース」主査
2024年~:「メトリクス演習コース」副主査
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| 参加費 |
22,000円/1名(一般・賛助会員ともに)
- 税込
- SQiP研究会の研究員の方は会費に含まれていますので、お申込みは不要です。
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アジェンダ
- なぜメトリクス分析に統計手法が不可欠なのか
- 各種分析手法の概要
- 変数タイプの違いによる分析手法の使い分け
- SQiP研究会を人生のターニングポイントとするには
アブストラクト
学んだ分析手法をいざ自職場のデータに適用しようとする際に、どの手法を使えば良いか分からないとお悩みの方が少なくないようです。本講義では、各種分析手法を概観した上で、分析手法使い分けのコツを伝授します。
また、1998年からSQiP研究会に研究員として参加し、2010年から指導側、2014年から10年間委員長を務めさせて頂きました。2冊の書籍執筆も経験させて頂き、今から思えばSQiP研究会参加が人生のターニングポイントでした。私の経験談を紹介しつつ、卒業する研究員の方々にエールを送ります。