グループ1「経営視点から品質向上を考える」
タイトル:『会社発展に寄与する真の品質向上活動とは??』
発表者:衣川 潔氏(株式会社 日立ソリューションズ)
発表者:衣川 潔氏(株式会社 日立ソリューションズ)
発表者の衣川さん
アブストラクト
品証部門は、お客様が満足する価値を提供するために、提供する製品・サービスの品質を保証する活動をしている。
しかし、お客様が満足する価値を提供しても、会社として利益を上げられなければ、持続的にお客様が満足する価値を提供することはできない。
そこで、当グループでは「コスト低減」「売上向上」の2つの観点で利益を捉え、品保部門の活動との関係を整理し、「こんなことをすれば持続的にお客様への価値提供にもっと貢献できる。」といったことについて討論してきた。
組織を幸せし、お客様も幸せになる品質活動を目指すにはどうすれば良いのか?
この発表が、皆さんの活動の参考になれなれば幸いである。
しかし、お客様が満足する価値を提供しても、会社として利益を上げられなければ、持続的にお客様が満足する価値を提供することはできない。
そこで、当グループでは「コスト低減」「売上向上」の2つの観点で利益を捉え、品保部門の活動との関係を整理し、「こんなことをすれば持続的にお客様への価値提供にもっと貢献できる。」といったことについて討論してきた。
組織を幸せし、お客様も幸せになる品質活動を目指すにはどうすれば良いのか?
この発表が、皆さんの活動の参考になれなれば幸いである。
感想
経営は価値であり、価値は顧客満足であることから、利益は顧客満足の結果と言われています。頭では分かっていても、経営陣からは、利益追従の近視眼的な活動が求められているのが現実です。 そこで、本発表では利益を「コスト低減」と「売上向上」の2つの側面で捉え、それぞれ品質部門がなせるコトを考え、生じやすい「プロジェクトの不良」についての事例とともに、対策や条件を発表されました。 組織が強くなるため、「やっぱり足元を固めないとダメ!」(必須条件)、「お客様の本当の満足感を追求しましょう」(必要条件)の2つの条件は、ソフトウェア関係にかかわらず、製造関係に携わる方々の胸に響くものだと感じました。
グループ2「ソフトウェア品質保証の肝」
タイトル:『ソフトウェア品質保証の肝PartIII』
発表者:佐藤 孝司氏(日本電気株式会社)
発表者:佐藤 孝司氏(日本電気株式会社)
発表者の佐藤さん
発表風景
アブストラクト
要点は、以下のとおり
- 過去2年間の肝の説明資料と今期に新たに作成した肝を資料にまとめた。
- 今期に作成した肝はすでに30件弱ある。新たな領域として、サービス品質の肝を加えた。
- 今期活動の目標の一つであるSQUBOK体系に合わせてこれまでの肝を領域別にマッピングした。
- まだ、1件ごとの精査や表現上の整理等ができていない。
- 今後の活動は、SQUBOK体系で肝のない領域の肝を考えてみることと、資料としての整形・精査である。
Q:「ソフトウェア品質知識体系ガイド」通称SQuBOKの体系にマッピングしたとき、肝が多い箇所と少ない箇所が存在する。
品質保証活動と関連付けして、考察してみるとよいのではないか。
品質保証活動と関連付けして、考察してみるとよいのではないか。
A:“品質保証部門の業務に無関係なのか?”、“単に見えていないだけなのか?”などを考察した結果を資料に取り込む予定である。
感想
発表は、簡単な活動状況の報告から始まりました。
「肝」とは何かについて、
詳しい肝の内容を知りたいと興味を持った方は、ぜひSQiPシンポジウムにご参加いただけたらと思います!
「肝」とは何かについて、
- 組織目標が無くては、品質保証活動はありえない
- 品質目標合意→品質計画策定→品質施策実行(監視→対策実行→効果確認→監視)のPDCAサイクルを回す事
- 品質管理(データ収集)は目的でなく手段。目標達成の手段は様々である
- 目標達成による成果(バグが減る等)を実感するまで開発部門は冷たい
- 成果が見えるまでブレることなく粘り強く地道な努力が絶対に必要
詳しい肝の内容を知りたいと興味を持った方は、ぜひSQiPシンポジウムにご参加いただけたらと思います!
グループ3「超上流からの品質保証」
タイトル:『超上流からの品質保証 partII』
発表者:小林 康弘氏(株式会社 日立産業制御ソリューションズ)
発表者:小林 康弘氏(株式会社 日立産業制御ソリューションズ)
アブストラクト
私たち「SQiPソフトウェア品質保証部長の会」では、昨年度、部長の会参加企業を対象に、超上流の品質保証の実態調査を実施し、企画・提案プロセスの現状、品質保証部門の関わり方等をシンポジウムで紹介した。
昨年度の要望もあり、今年度は各社の品質保証部門の具体的活動事例を紹介する。
一方、「現在の品質保証活動は本当に顧客が求めることなのだろうか?」顧客満足のために品質保証部門が実施すべきことを、各知識体系や企業が発注側として求める情報を収集して、分類してみた。
これを元に、今後の品質保証活動をより役立つものとすべく超上流での品質保証について議論した内容を紹介する。
品質保証活動を推進するにあたって、開発現場の皆さんのヒントになれば幸いである。
昨年度の要望もあり、今年度は各社の品質保証部門の具体的活動事例を紹介する。
一方、「現在の品質保証活動は本当に顧客が求めることなのだろうか?」顧客満足のために品質保証部門が実施すべきことを、各知識体系や企業が発注側として求める情報を収集して、分類してみた。
これを元に、今後の品質保証活動をより役立つものとすべく超上流での品質保証について議論した内容を紹介する。
品質保証活動を推進するにあたって、開発現場の皆さんのヒントになれば幸いである。
感想
グループ3では、超上流プロセスで品質保証の実態調査を行っており、まずは第4期の活動内容を振り返りました。
そして、今期は疑問に感じた部分やより追求したい部分について的を絞り、継続的な議論を進められています。
事例については部長の会メンバに聞き取りをし、それらをあらゆる視点から考察し、課題を見つけ、より魅力的な品質とは何か、最終的には超上流工程の品質保証活動を提言できるよう、議論をされています。
事例とともに、ソフトウェア部門では有名な知識体系、研究報告も調査されており、今後の展開にも注目です。
そして、今期は疑問に感じた部分やより追求したい部分について的を絞り、継続的な議論を進められています。
事例については部長の会メンバに聞き取りをし、それらをあらゆる視点から考察し、課題を見つけ、より魅力的な品質とは何か、最終的には超上流工程の品質保証活動を提言できるよう、議論をされています。
事例とともに、ソフトウェア部門では有名な知識体系、研究報告も調査されており、今後の展開にも注目です。
グループ4「人材育成」
タイトル:『「ソフトウェア品質の向上に寄与する効果的な人材育成を考える」について』
発表者:村野 耕一氏(ブリヂストンソフトウェア株式会社)
発表者:村野 耕一氏(ブリヂストンソフトウェア株式会社)
アブストラクト
今回は中間発表として、現状の問題認識および今後の問題解決への提言への道筋について報告する。
グループ4は、それぞれの所属部門において、人材育成が課題であるという認識をもつメンバが集まっている。
当初より、人材育成が難しいという問題認識について、それぞれが考えていることの整理と共有化をはかってきた。
しかし、今回中間発表にあたり、検討内容を振り返ると、問題認識についての議論が必ずしも収斂している訳ではないことがわかった。
その原因としては、メンバが所属するドメインや育成したい人材ターゲットの違いによって、問題とすることの質、対象、範囲が異なっていることがあり、これが「人材育成の議論を難しくしている一つの理由ではないか」と認識するに至ったのである。
そのため、今後、最終発表へ向けて議論を深掘りするにあたっては、検討のターゲットを絞り込み、より具体化することが重要と考えている。
「(大規模企業のように人材育成への投資や仕組み作りをすることができない)中小規模の会社を事例として捉えること」、「テクニカルスキルと比較し人材育成の方法論が論じられてきていないコンセプチュアルスキル、ヒューマンスキルの向上策を検討すること」、「『本人のスキル向上に対する意識』や『品質意識』という意識の醸成に関する方法論を検討すること」といった内容に絞り込んで議論し、まとめていく所存である。
進め方としては、品質保証部長の会メンバの会社や世の中の事例を集め、それを参考にベストプラクティスを見出していきたいと考えている。
また、本年のSQiPシンポジウムのSIGの「人材育成」セッションの議論に参加し、そこでの議論も参考にする予定である。
グループ4は、それぞれの所属部門において、人材育成が課題であるという認識をもつメンバが集まっている。
当初より、人材育成が難しいという問題認識について、それぞれが考えていることの整理と共有化をはかってきた。
しかし、今回中間発表にあたり、検討内容を振り返ると、問題認識についての議論が必ずしも収斂している訳ではないことがわかった。
その原因としては、メンバが所属するドメインや育成したい人材ターゲットの違いによって、問題とすることの質、対象、範囲が異なっていることがあり、これが「人材育成の議論を難しくしている一つの理由ではないか」と認識するに至ったのである。
そのため、今後、最終発表へ向けて議論を深掘りするにあたっては、検討のターゲットを絞り込み、より具体化することが重要と考えている。
「(大規模企業のように人材育成への投資や仕組み作りをすることができない)中小規模の会社を事例として捉えること」、「テクニカルスキルと比較し人材育成の方法論が論じられてきていないコンセプチュアルスキル、ヒューマンスキルの向上策を検討すること」、「『本人のスキル向上に対する意識』や『品質意識』という意識の醸成に関する方法論を検討すること」といった内容に絞り込んで議論し、まとめていく所存である。
進め方としては、品質保証部長の会メンバの会社や世の中の事例を集め、それを参考にベストプラクティスを見出していきたいと考えている。
また、本年のSQiPシンポジウムのSIGの「人材育成」セッションの議論に参加し、そこでの議論も参考にする予定である。
感想
勤続していく中で、育てられる立場から、育てる立場になった時、「人材育成」の重要性を感じるとともに、その難しさも痛感されます。
グループ4では、ソフトウェアの品質向上のために、人材育成が特に重要であることの再確認をし、いくつかの課題への認識を挙げられ、良モデルの人材や部門ごとに必要なスキルを整理し、「座学とOJT」を超える育成策を模索されています。
そのために、部長の会メンバに事例提供の依頼をし、人材育成という普遍的な課題について、一歩踏み込んだ検討を行い、提言を行っていこうとされています。
シンポジウムでは、部長の会のSIGテーマとなっておりますので、ぜひご参加ください!
グループ4では、ソフトウェアの品質向上のために、人材育成が特に重要であることの再確認をし、いくつかの課題への認識を挙げられ、良モデルの人材や部門ごとに必要なスキルを整理し、「座学とOJT」を超える育成策を模索されています。
そのために、部長の会メンバに事例提供の依頼をし、人材育成という普遍的な課題について、一歩踏み込んだ検討を行い、提言を行っていこうとされています。
シンポジウムでは、部長の会のSIGテーマとなっておりますので、ぜひご参加ください!
グループ5「アジャイル」
タイトル:『流行りのアジャイル、品質保証部門は何するの?』
発表者 :梯(かけはし) 雅人氏(株式会社日立製作所 ITプラットフォーム事業本部
発表者 :梯(かけはし) 雅人氏(株式会社日立製作所 ITプラットフォーム事業本部
発表者の梯さん
アブストラクト
動くものを早くお客様に提供してフィードバックを得ることで、”顧客満足度向上”を目指すアジャイル開発。
品質保証部門としても是非、取り組んで行きたい。
しかし、これまでのウオーターフォールを前提とした伝統的な品質保証のアプローチではうまくいかない事も多いようだ。
アジャイル開発での品質保証部門の活動について、実際の失敗事例や成功事例を考察し、今後の提案や品質保証部員に求められるスキルセットなどについて考えていきたい。
品質保証部門としても是非、取り組んで行きたい。
しかし、これまでのウオーターフォールを前提とした伝統的な品質保証のアプローチではうまくいかない事も多いようだ。
アジャイル開発での品質保証部門の活動について、実際の失敗事例や成功事例を考察し、今後の提案や品質保証部員に求められるスキルセットなどについて考えていきたい。
感想
アジャイルとは、ソフトウェアの開発において、より素早い開発を重視する方法の総称であり、欧米では主流となっている中、国内でもかなり適用されるようになってきています。
そんなアジャイル開発について、ミニ発表会では分かりやすく説明いただきました。
“お客様の求めるものを提供する”のではなく、“お客様も気が付かなかったようなものを提供する”という発想は、今の製造業に必要なものであり、そのためには創造性やモチベーションが不可欠となってきます。
そこに、アジャイル開発への期待が込められるとのことで、議論されていかれる中、どのような結果を提示していただけるのか、今後の活動にも注目したい内容でした。
全5グループ中、最後の発表でしたが、皆さん興味深く聴いていらっしゃいました。
そんなアジャイル開発について、ミニ発表会では分かりやすく説明いただきました。
“お客様の求めるものを提供する”のではなく、“お客様も気が付かなかったようなものを提供する”という発想は、今の製造業に必要なものであり、そのためには創造性やモチベーションが不可欠となってきます。
そこに、アジャイル開発への期待が込められるとのことで、議論されていかれる中、どのような結果を提示していただけるのか、今後の活動にも注目したい内容でした。
全5グループ中、最後の発表でしたが、皆さん興味深く聴いていらっしゃいました。
次回の開催は、7月2日(水)です。
7、8月は9月のSQiPシンポジウムに向け、グループ討論中心の活動となります。
次回のレポートもお楽しみに!
7、8月は9月のSQiPシンポジウムに向け、グループ討論中心の活動となります。
次回のレポートもお楽しみに!



