第4期レポート

第3回 ソフトウェア品質保証部長の会 レポート

1泊2日の合宿を実施
夜遅くまで、時間がたつのも忘れ、どこまでも熱く品質について語りあかしました!

開催日:2013年2月8日(金)~9日(土) 
会 場:四季の湯温泉 ヘリテージリゾート 

第3回目となる今回は、昨年度の反省を踏まえ、早期にメンバーの意思疎通を高め、討論テーマを絞り込むことを目的に、早々に1泊2日の合宿で実施しました。
多忙を極めるメンバーの皆様ですが、スケジュールを調整いただき、総勢26名での開催となりました。
外は快晴ながら、「赤城おろし」の強風が吹き荒れる大変寒い2日間でしたが、会場内は活発な意見交換、討論が尽きることなく続き、夜遅くまで会場の明かりが消えることはありませんでした。

事例発表の様子

1日目前半は、部長の会メンバーによる2件の事例発表を行いました。後半は3つのグループにわかれて、今期討論したいテーマを選出し、5つのテーマに絞り込みました。
2日目は、1日目に絞り込んだテーマに分かれてグループ討論を行いました。

スケジュール

2/8(金)

時間 内容
13:00~13:10 合宿全体スケジュールの説明と事務連絡
13:10~15:00
事例発表1

「業務管理のベースラインとしてプロジェクト計画書を活かす」
株式会社構造計画研究所 川田葉子さん


事例発表2

「失敗プロジェクト事例から見る問題の本質」
株式会社菱化システム 渡邉範夫さん

15:00~15:15 休憩
15:15~18:00 グループ討論(1) テーマの選出
18:00~20:00 夕食
20:00~22:00 グループ討論(2) テーマに分かれて討論

2/9(土)

時間 内容
9:00~12:00 グループ討論(3) テーマに分かれて討論

事例発表1

「業務管理のベースラインとしてプロジェクト計画書を活かす」
株式会社構造計画研究所 川田葉子さん
以前は紙の書類として運用していたプロジェクト計画書をWeb化したことで、情報の共有の改善やプロジェクト状況の分析を様々な形で活用できるようになった事例を紹介いただきました。

事例発表2

「失敗プロジェクト事例から見る問題の本質」
株式会社菱化システム 渡邉範夫さん
実際に起こったトラブルをもとに、ソフトウェア品質問題の本質について提議いただきました。

グループ討論

今期から参加されたメンバーと継続参加のメンバーに分かれ、今期のテーマを決めるためのグループ討論を行いました。
検討の結果、次の5つがテーマとして挙がりました。

  1. 品質保証の肝 PartII(第3期のバージョンアップ)
  2. 経営視点
  3. 人・教育
  4. 超上流/実践技術(プロダクツ・ツール・監査)
  5. 組織・役割・ミッション

1日目の終了時、各グループでどのような討議が行われたのか発表がありましたが、その際の白熱した次の議論が印象に残っています。
品質保証で儲けるのか? 品質保証は儲かるのか?
目的なのか? 結果なのか? 手段なのか?
品質保証の価値はお金なのか? お金ではない、何か他の評価尺度があるのでは!

Q&Aも活発に
夕食後も討論は続く

2日目は、昨日あがったテーマのうち、希望するテーマで集まり、グループ討論を行いました。今回は3つのテーマ「品質保証の肝」「経営視点」「超上流/実践技術」での討論となりました。

ソフトウェア品質保証の肝 PartIIグループ

~悩みの先に見えてくる品証部門のあり方~

  • 長期的な目標として、冊子にまとめたい。
  • 前回は、悩みを集め、それに対する解決事例を肝としてまとめたが、今回は、品証部門のあり方まで言及できるとよい。
  • 切り口として4つあがった。
  1. PartIの充実
  2. PartIはしくみ運用の視点でまとめたが、もっと現場のドロドロしたところを出していきたい。
  3. 悩みの抽象化と分析:悩みの構造解析
  4. 品証部長の信念/ポリシー

経営視点グループ

  • 経営者は何を考えているか?
  • 経営者は品質保証部門に何を求めているか?
  • 魅力的な品質とは何か?
  • 日本的品質の魅力は何か? (海外と比較して)
  • 魅力的な品質保証を継続的に生むにはどうするべきか?
  • プロダクトの品質向上と品質にかけるコストとの関係はどうあるべきか?

上記のそれぞれについて、

  • 各種事例をあげる。
  • 受託系、製品系の考え方の違いを明確にする。
  • 会社の規模によって、重要かどうかを明確にする。

超上流/実践技術グループ

  1. 営業品質ってなんだろう? 契約の時に識別できるリスクもあるのでは。それを契約のガイドラインとしてまとめていく。
  2. メトリクス、ドメインごとに超上流を考え、それごとの品質保証を考えていく。
  3. ファースト品質:品質保証に関する知識、技術、覚えなければならないことが山ほどあり、勉強に追われてしまう。もしくは中途半端に現場に適用し、混乱を招く。最初から、富士山を目指すのではなく、品質保証のやり方を軽く(富士山->高尾山)してあげる。まずは、高尾山の登頂を目指す。その高尾山の定義を考えていく。
  4. 教育:品質保証を知っているができていない。知識と実践の間の壁は何か。知識だけでなく実践できるようにしていくためには何が必要なのかを考えていく。

次回からいよいよテーマごとに具体的に討論が始まります。この討論の内容もお伝えしてく予定です。

参加のみなさん