第3期の成果発表会に引き続き、同日(12月4日)にキックオフした第4期は、実質今回が1回目の会合です。
部長の会は原則として毎月第一水曜日に開催。講演とグループ討論の2部構成となっています。
今回は、「ソフトウェアへの品質マネジメントアプローチ」というタイトルで、東京大学名誉教授の飯塚悦功先生にご講演いただきました。
冒頭に、ソフトウェアが国力を決める時代となり、ソフトウェアは産業競争力の基盤であると説明されました。日本のソフトウェアは輸入超過だが、だからダメだと考えるのはおかしく、そこに付加価値を生んでいけばよい。その付加価値を創出するために、品質マネジメントがいかに有効か、ソフトウェアへのTQM適用のポイントの紹介とともにご講演いただきました。SQiP活動の本質を真っ向から語っていただき、1年間の活動を始めるに当たり、改めて重要な示唆を与えていただいたお話しでした。
TQMは、切れ味は鈍いが、漢方薬であり、じわじわと効いてくる。品質の考え方は目的志向であり、品質管理をやっていると頭がよくなるなどの言葉が印象に残りました。
引き続き、グループ討論を行いました。
今期は、継続メンバーによる経営的視点を入れたテーマで活動するグループと、主に今期から同会に参加されるメンバーで編成されるグループという大きく2つに分かれて活動していきます。
今回、第1回目となるグループ討論では、各グループ、今後どのようなテーマで活動していきたいかについて、ざっくばらんに語り合いました。
以下、討論内容を抜粋して紹介します。
新規組は2つのグループに分かれて討論しました。
新規グループ1
- 品質管理の工数をかけることによって逆に品質が下がっている。なぜか?管理のための管理となってしまって、やるべきことができていない。
- 火消に人がとられている。品質保証部としてどのような立ち位置にならないといけないのか。現状はQMSの監査だけ。
- 赤字プロジェクトを効率よく見つけること、1人プロジェクトのレビューが課題である。
- 表面に見えるプロセスではなく、氷山の下の部分が品質に影響している。
- 人、プロセス、コストの問題が共通的な課題である。
新規グループ2
- 人の育成が共通的な課題である。
- 品質の考え方が人によってばらばらである。
- 品証のカッコよさ、攻めの品質保証、いくら儲かるか、グローバル化、暗黙知の説明、世界の中の日本の品質を定義したい。
継続グループ
- 経営視点のテーマと従来テーマの深堀と2つ考えている。
- 深掘りのテーマとしては、第3期の「品質保証の肝」と第2期の「品質保証プロセス進化論」が候補。
- 経営視点は、議論の論点を絞ることが難しい。
- 次回の合宿でテーマを決め、今後の議論の活動内容を方向づけたい。各自どのようなテーマでどのようなことを検討したいかをまとめてくる。
具体的テーマならびに活動方針は、次回2月8日~9日で開催する合宿で検討し、決めていきます。合宿は、毎期1回開催していますが、親睦を深め、深い討論、議論をする場として夜を徹して、毎回大変盛り上がります。
次回はこの合宿の模様をレポートいたします。お楽しみに!



