グループ1「品証組織の進化と品質向上に向けて」
発表者:村野 耕一氏(ブリヂストンソフトウェア株式会社)
グループ1の今期の活動テーマ「品証組織の進化と価値向上に向けて」について「各社の品証組織がそれぞれ置かれている状況下で早く成長するために何をなすべきかを明らかにする」を目的として活動を行っています。
具体的には「2011年に発表した進化論を、現実的に実行するためのあるべき行動と陥りやすいワナを明確にする」ことを目標に掲げ、検討、議論のさなかにあります。
図・1は進化論の説明の中の4象限で表された品質保証組織の成長過程です。
横軸は管理の充実度合いを表しています。下段の4象限と3象限は、従来型の組織の成長過程を表しています 。上下段の差は、組織の成熟度としました。
今回上段の2象限、1象限が検討の中心で、2象限が従来型組織の到達点と考えました。
4象限から3象限、2象限の間には壁があるという見解に達しています。
壁を突破するには、「品質保証部長の会」の他のグループの成果を活用することが効率のよい“肝”ではないかと考えています。
上段の成長過程について検討した結果、次の意見が出ています。
従来は2象限から1象限に進化する道があると考えていました。しかしながら、討論を進めるうちに、2現象から1象限に向かうパス以外にも別の進化があるのではと考えるようになりました。従来型の組織成長の先に、実は”見えない天井”があり、この先に「とことん品質追究」、例えば「アジャイル開発への対応」、「超上流の品質管理」などがあるのではと考えています。
そこで、従来の1象限のもつ意味は何かということを徹底して考えたところ、会社(経営)から品証への要求に合わせた進化ではないかということです。
例えば、品質保証業務の効率化を求められたとすると、その対応例として開発部門に自主自律を期待して品質保証業務を簡素化することがあると思います。
しかし、ここでも問題があります。相手によっては、折角の改善であっても品質の停滞や劣化、活動の衰退になり、今まで築いた品質体制・体系が崩れるかもしれません。
このようなことになると、また1から始めることになってしまうわけです。
このように、どの象限にあっても進化に際して、悩み、問題はついて回ります。
グループ1では「品質保証部長の会」の今までの蓄積が、この悩み、問題の解決につながるよう整理を進めて行く予定です。
図・2は、進化の過程は1つではないということを表しています。
ソフトウェアの品質保証は環境、時代の影響を強く受けるもので、大きなイノベーションの都度見直され、新たに象限を作り上げていると考えていました。
その際、次の進化論に遷移するに当たり、果たして同じ象限に移れるのだろうか、もしかしたら元に戻ってしまうのではという不安、悩みが出てきました。
これに対しての見識を出すべく、継続して11月の成果発表会に向けて整理していきます。
具体的には「2011年に発表した進化論を、現実的に実行するためのあるべき行動と陥りやすいワナを明確にする」ことを目標に掲げ、検討、議論のさなかにあります。
図・1 品質保証組織の成長過程
横軸は管理の充実度合いを表しています。下段の4象限と3象限は、従来型の組織の成長過程を表しています 。上下段の差は、組織の成熟度としました。
今回上段の2象限、1象限が検討の中心で、2象限が従来型組織の到達点と考えました。
4象限から3象限、2象限の間には壁があるという見解に達しています。
壁を突破するには、「品質保証部長の会」の他のグループの成果を活用することが効率のよい“肝”ではないかと考えています。
上段の成長過程について検討した結果、次の意見が出ています。
従来は2象限から1象限に進化する道があると考えていました。しかしながら、討論を進めるうちに、2現象から1象限に向かうパス以外にも別の進化があるのではと考えるようになりました。従来型の組織成長の先に、実は”見えない天井”があり、この先に「とことん品質追究」、例えば「アジャイル開発への対応」、「超上流の品質管理」などがあるのではと考えています。
そこで、従来の1象限のもつ意味は何かということを徹底して考えたところ、会社(経営)から品証への要求に合わせた進化ではないかということです。
例えば、品質保証業務の効率化を求められたとすると、その対応例として開発部門に自主自律を期待して品質保証業務を簡素化することがあると思います。
しかし、ここでも問題があります。相手によっては、折角の改善であっても品質の停滞や劣化、活動の衰退になり、今まで築いた品質体制・体系が崩れるかもしれません。
このようなことになると、また1から始めることになってしまうわけです。
このように、どの象限にあっても進化に際して、悩み、問題はついて回ります。
グループ1では「品質保証部長の会」の今までの蓄積が、この悩み、問題の解決につながるよう整理を進めて行く予定です。
図・2 進化の過程
ソフトウェアの品質保証は環境、時代の影響を強く受けるもので、大きなイノベーションの都度見直され、新たに象限を作り上げていると考えていました。
その際、次の進化論に遷移するに当たり、果たして同じ象限に移れるのだろうか、もしかしたら元に戻ってしまうのではという不安、悩みが出てきました。
これに対しての見識を出すべく、継続して11月の成果発表会に向けて整理していきます。
グループ2「超上流からの品質保証 partIII」
発表者:増瀬 英雄氏(株式会社島津ビジネスシステムズ)
発表者:増瀬 英雄氏(株式会社島津ビジネスシステムズ)
私たち「SQiPソフトウェア品質保証部長の会」では、『超上流からの品質保証』について研究を始めて今期で3年目となりました。
今期は、品質保証部門長が提案フェーズで「発注側」と「受注側」それぞれの立場で課題に直面し、契約成功に向けた品質保証を検討しています。
まずは、受注側が発注側の立場にたってみると、何が大事だと考えるかを洗い出しました。
続いて、入札事例をもとに入札のポイントが何かを検討し、品質保証部長の目で独自に評価をしました。
これらを検討し、「ユーザとベンダーの思いは、QCDのCDは相反するが、Q(品質)だけは、思いは一致する」、「保守を直接行っている品質保証部門では、超上流へつながる情報【現場の声】から提案品質の向上ができる」という結論を導き出しました。
今期の後半で品質保証部門として、提案フェーズで何をするべきかをまとめていきたいと考えます。
私たち「SQiPソフトウェア品質保証部長の会」では、『超上流からの品質保証』について研究を始めて今期で3年目となりました。
今期は、品質保証部門長が提案フェーズで「発注側」と「受注側」それぞれの立場で課題に直面し、契約成功に向けた品質保証を検討しています。
まずは、受注側が発注側の立場にたってみると、何が大事だと考えるかを洗い出しました。
続いて、入札事例をもとに入札のポイントが何かを検討し、品質保証部長の目で独自に評価をしました。
これらを検討し、「ユーザとベンダーの思いは、QCDのCDは相反するが、Q(品質)だけは、思いは一致する」、「保守を直接行っている品質保証部門では、超上流へつながる情報【現場の声】から提案品質の向上ができる」という結論を導き出しました。
今期の後半で品質保証部門として、提案フェーズで何をするべきかをまとめていきたいと考えます。
グループ3「ソフトウェア品質保証の肝」
発表者:佐藤 孝司氏(日本電気株式会社)
グループ3は、これまでの進捗状況を中心に中間発表しました。
特に、2月以降の検討の軸は、前期までに作成・発表した85個の”品質保証の肝”についての精査です。
残念ながら、5月末時点で進捗は全体作業量の50%程度であり、この調子で進むと、精査作業の完了が11月までかかってしまいます。
そこで、グループメンバで話し合い、7月末までに臨時会合を3回設定して、遅れを挽回する対策を合意しました。
なお、本発表に関してフロアから次の意見がありました。<
特に、2月以降の検討の軸は、前期までに作成・発表した85個の”品質保証の肝”についての精査です。
残念ながら、5月末時点で進捗は全体作業量の50%程度であり、この調子で進むと、精査作業の完了が11月までかかってしまいます。
そこで、グループメンバで話し合い、7月末までに臨時会合を3回設定して、遅れを挽回する対策を合意しました。
なお、本発表に関してフロアから次の意見がありました。<
- 教育面についてわかりやすいように、誰が見てもわかるようなものを作成してほしい。
グループ4「設計工程での品質施策」
発表者:山越 一弘氏(株式会社IHIエスキューブ)
グループ4は、設計工程における品質確保のための施策として「要求・要件定義の合意形成」にスポットを当て、要求・要件定義の合意形成レベルを上げていくための考え方や施策を検討し、紹介することにしました。そして、そのツールの事例として「D-Case」を取り上げて、適用事例や導入効果を調査し、そこから合意形成促進のポイントや課題を得たいと考えています。
D-Caseに関する有識者である名古屋大学の山本修一郎先生に対するヒアリングを中間発表の直前に実施。その結果を参考にして、D-Caseの活用事例を深掘りし、合意できること、合意すべきことを整理していき、今年度の目標である合意形成を促進するための考え方や施策を提言したいと考えています。
D-Caseに関する有識者である名古屋大学の山本修一郎先生に対するヒアリングを中間発表の直前に実施。その結果を参考にして、D-Caseの活用事例を深掘りし、合意できること、合意すべきことを整理していき、今年度の目標である合意形成を促進するための考え方や施策を提言したいと考えています。
【Q&A】
- Q. 世の中にはD-CASEの活用術はあるのか。 A. そんなに実用例は多くいないが、デンソーさんとかが活用されている。
- Q. 顧客との合意形成の「顧客とは誰をさすのか」、その人たちと合意することで、エンドユーザーにつながるのか。 A. そこを追求していくのが今後の課題である。
グループ5「スピード経営を実現するためのアジャイル開発、品質保証部門は何するの?」
発表者:榊原 康之氏(株式会社ニコン)
アジャイル開発であっても品質はしっかりと見ていかなければなりません。その一方、品質を厳しく見ることで、アジャイル開発の長所を損なうことがあってはなりません。
二律背反ともいえるこの課題を中心にあるべき姿を検討し、各協会・研究所の取り組みや有識者(OSK:小井土様、戦略スタッフ・サービス:三井様、NEC:誉田様)から部長の会へいただいた助言の紹介がありました。
二律背反ともいえるこの課題を中心にあるべき姿を検討し、各協会・研究所の取り組みや有識者(OSK:小井土様、戦略スタッフ・サービス:三井様、NEC:誉田様)から部長の会へいただいた助言の紹介がありました。
グループ6「品質意識を醸成するには?」
発表者:川原 章義氏(日本システム株式会社)
SQiPシンポジウムでの発表を意識して、発表ストーリーにそって今まで討議してきた内容について発表がありました。
討議中でもあり、2)は2例の紹介がありました。3)については7-8月に集中的に討議します。
【発表ストーリー】
- どのような状態が品質意識が低い状態か
- 上記に対する原因と対応策
- どのような状態が目標状態なのか?目標状態にするにはどうしたらよいか
上記6つの発表のうち、「超上流からの品質保証」「設計工程での品質施策」「スピード経営を実現するためのアジャイル開発、品質保証部門は何するの?」「品質意識を醸成するには?」につきましては、9/17-18に開催いたします「ソフトウェア品質シンポジウム」で発表いたします。
シンポジウムでの発表をご期待ください。
「ソフトウェア品質シンポジウム(SQiP2015)」の詳細はこちら
シンポジウムでの発表をご期待ください。
「ソフトウェア品質シンポジウム(SQiP2015)」の詳細はこちら



