グループ討論の様子
テーマ1.品質部門の価値
- 本来やるべきコアとなる仕事を見つけ、品質を担保する。
- 現場に響く形を考え、分析方法、指標を決める。
- 品質保証の価値、今の品質を整理する。
- 要件定義がきちんとできる手法、どんなことを品質部門がやるのかの共通の指標がほしい。
- 非機能の要件定義、品質の見える化。
テーマ2.超上流からの品質保証
- 超上流工程をPDCAという観点で再考してはどうか。
- 超上流工程でやれることはもっとあるのではないか。
- 他社の超上流工程での良い取り組みを深堀したい。
テーマ3.生々しい、火消し、出荷停止事例、失敗事例、品質問題
- 各社の生々しい問題や火消しの事例、改善事例などを紹介したい。
- 教訓めいたものも必要である。
- なぜ火消しを続けてしまうのかを掘り下げたい。
- 某C社では「失敗プロジェクトはない」。それはなぜか。
- 失敗から学ばないで、失敗ばかりしている。
- 失敗ばかりしている人と成功している人は何が違うのか。
テーマ4.サービス品質
- サービス品質とは何か、定義する必要がある。 ⇒ 商品・システムの企画段階からリリース後(サービス)を意識して計画・製造することの必要性を感じているが、自社の対応が十分とは言えない点は参加者共通の認識であった。但し、参加した方の業態が多岐にわたっていることから、サービスという言葉に対して考えること、重要度が異なっている。主な意見は以下のとおりである。
- システムインテグレーションからサービスインテグレーションに変わる流れがある。(従来のソフトウェア開発からITO/BPOなどXaaSを前提としたサービスビジネス)
- 客先へ提供する商品で、どのような機能を実装すれば喜ばれるかを考える。(組込み関係は製品の仕様が頻繁に変更になるのが当たり前である。)
- 商品・システムを早く提供する。顧客によっては品質よりも納期優先の場合がある。
- 運用開始後の可用性、保守性等
- サービスの定義を明確にし、検討する内容を絞り込む。
テーマ5.ソフトウェア品質保証の肝
- 肝の最終成果物を配布可能な書物にする。
- 品質保証組織が設立間もない場合や、品質保証部門に初めて配属された場合など、品質保証活動を行う指針や心構えの一助になる内容にする。また、書物にして知見を継承することで、各場面において品質保証活動の悩みをゼロから考えなくてもよくなり、品質保証活動の質の向上や効率化を目指す。
- 今までの肝を、読み手にわかりやすい構成にする。
テーマ6.システム運用、保守の品質
- サービス品質は範囲が広い。システムリリース後にお客様の価値に合致しているのか。
- システム運用の品質は、「安定」、「止まらない」、「止めても迷惑をかけない」。
- 保守の品質は、派生開発の効率を上げると保守性が下がる。
- システムが10年、20年ある前提で運用・保守の品質を考えてはどうか。
- ソフトウェア品質保証部長は、運用・保守品質をミッションとするか?ということを問いかけてはどうか。
- 見てないことの問題、見ていたとしたらどうなるか。
- 組み込み系とエンプラでは違うのではないか。
- システムが稼働している99.999%に焦点をあてるのではなく、お客様の立場に立ち、 止まった時の対応をどうしていくかを考えてはどうか。
テーマ7.欠陥分析
- トラブル報告書が生かされていない。
- 不具合分析ができていない。Bug表を書かない。
- 欠陥分析の啓発をしたい。
テーマ8.上流工程での品質施策
- 再構築プロジェクトの品質を上げるためには、上流工程の品質向上が必須である。
- 派生開発も関連があるのではないか。XDDPに取り組んでいて、それなりの効果は出ているが、それでも抜け漏れがある。
- 設計品質を上げる知見を得たい。
- 要求定義そのものが上手くいっていない。要求仕様が顧客から出てこないため、業務分析からやらざるを得ない。
- ステークフォルダー毎に価値が変わり、経営者の狙いとエンドユーザーの期待が異なっている。
- 品質保証部門の上流工程の関わりが少ない、レビュー技術を上げるための施策を考えてはどうか。
- テスト設計を上流工程でやってほしいが、やれていない。
- 何か問題が起きると、超上流、上流に起因するミスが多い。
- 社外からくる要求は、超上流での営業の提案からの影響がある。
- 必要な機能が揃っているか否かは、作ってからでないとわからない(海外とは異なる)。
テーマ9.アジャイルと品質(SQA的視点、メトリクス等)
各社ともアジャイルには関心を寄せているが、その取り組み状況はまちまちで、ウォーターフォールのように明確なプロセスや品質保証を確立するには至っていない。
- アジャイルの品質保証をどのように行っていくべきか。
ーーウォーターフォールでの品質保証がそのまま通用しないので、アジャイルならではの品質保証を生み出さないといけない。 - アジャイルを人材育成に利用できないか。
ーー1人で何役も行わないといけないので、いろいろスキルを習熟することができる。 - アジャイルを、モチベーション向上に利用できないか。
ーーお客さんのフィードバックが頻繁になることで、開発者のモチベーションの向上につながる。 - 日本発のアジャイルの品質保証の提案ができないか。
ーースクラムはもともと日本で行われていたことがベースとなっており、欧米から取り入れるだけではなく、日本からも発信したい。
テーマ10.アジャイルのプラクティスを活用してプロセス改善を行う
- アジャイルの有効性として、顧客要望がはっきりしないUIの要求や設計に向くのではないか。
- アジャイルが有効でない事例としては、反復的にやってもウォーターフォールと比べ、顧客満足は上がっても品質や納期は改善しなかった。
テーマ11.定量化、見える化
- 開発チーム、経営層、顧客への見せ方を工夫したい。
- 品質の見せ方(指標)がない。
- 「見える化(どう見せるか)」ではなく、「どう見るか」の観点ではないか。
- 「品質コストの改善(低コスト)」
経営層へ見せるという観点では、品質コストへ繋がるのでは。 - 「欠陥分析」
欠陥分析結果から品質を測り、見せることができるのではないか。
テーマ12.品質コストの改善
- 品質重視でやってきたが、「見合うコスト」、「どうやったらコストを掛けずに済むのか」と、考えられたらよい。
- 機能が増えたが、コストは上げられない。
- 品質コスト分析をやっていきたいと考えているが、拒否された。
- 上を納得させる材料、ロスコスト、コストと品質のバランス、損益分析がある。
- 適切な人材を、適切な場所に配置する。
テーマ13.品質意識醸成と品質教育
- なぜ品質意識の醸成やそのための教育が必要なのか。
ーー具体的に意識が低いと感じた事例を持ち寄り、それらをもとに組織としてはどのような品質意識の醸成が必要であるかを考える。 - 品質意識醸成の具体的な事例を共有する。
ーー品質意識を高めることを目的として、各社が行っている具体的な教育や活動事例を持ち寄り、整理する。
テーマ14.人材育成
- 開発側の品質を高めるための品質保証の人材育成。
- 開発メンバに対して、開発プロセスの知見を深めていくための人材育成。
- プロジェクト内で品質保証の立ち位置で開発をリードしていくための習得・習熟性を高めていくための人材育成。
- 人事制度との連動による育成・方法の検討。
- 強い品質保証とは?そのための人材育成。
テーマ15.欧米比較、オフショア、ベスプラ
- オフショアへの発注時の品質について
ーーSaaS(欧米)を用いたシステム
ーー欧米の品質保証と日本の違いを理解して最適化 - オフショアの考え方、今後の日本のあり方を考えたい。
テーマ16. 日本の品質の明日はどうあるべきか
- 日本は高品質だと言われているが、必ずしも競争力に結びついていない。
- ソフトウェア品質という観点で日本再生のトリガーとなりたい。
- 今の日本の品質と欧米との違い。
- 日本品質の「どこ」に価値があるか、あったか。時間的な視点も考える。
- なぜ、日本の品質は良いのか、何がうまくないのか。
- 明日の日本にとって、重要なものは何で、何を変えていくべきなのか。
次回は、1/30(金)、31(土)に開催される合宿のレポートを掲載します。
合宿では、今期活動のテーマを決定し、具体的な議論に入ります。昨年同様、皆さん夜遅くまで熱い議論をされることでしょう。
それでは、次回もお楽しみに!
合宿では、今期活動のテーマを決定し、具体的な議論に入ります。昨年同様、皆さん夜遅くまで熱い議論をされることでしょう。
それでは、次回もお楽しみに!




