未然防止・再発防止Recurrence Prevention

品質経営と問題未然防止・再発防止

品質経営を持続的に強化していくためには、効率的で精度の高い業務マネジメントにより、問題の再発を防止し、さらに進んで問題の発生を未然に防止する取り組みを仕組として構築していくことが必要です。

業務におけるアプローチ方法と問題未然防止・再発防止

TQM(Total Quality Management)の源流は品質管理(QC)仕事にあたるうえで、まったく変化もなく同じことを延々と繰り返す、ということは少なく、通常は、日々の業務の中で発生する問題や、到達すべき目標に対し、何らかのアクションを起こすことになります。この時に、アクションの目的・方向性により、取るべきアプローチ方法が異なります。このアプローチ方法は、主に以下の4つに分けられます。

問題解決:

問題(悪さ)に対してその原因を突き止め、対策を打つ取り組みです。例えると、病気の治療の流れとよく似ています。

未然防止:

製品の品質トラブルや製造現場での事故などを、起きる前に(=未然に)防ぐための活動を指します。未然防止では「見えていない、存在しない」問題を“想定する”という、問題解決とは違った能力が必要です。

課題達成:

新規事業の立ち上げなど、未知の要素が多い目標を達成するための取り組みです。そういう意味では、課題達成は山登りに似ています。

目標達成:

目標達成の取り組みとは、「既存の事業・業務の延長にある目標に対し、計画を立案し、実施・進捗管理を行う」ことで、代表例としてはTQMの「日常管理」「方針管理」があげられます。

日科技連は、TQM,品質管理に関わってきた経験を背景に問題解決・未然防止の分野でも実践的に役立つ知識・手法を幅広く提供しています。基礎的な知識・スキル習得に適したセミナーから、さらなるレベルアップに役立つセミナーを開催しています。

また、各種フォーラム、シンポジウムでは、優れた取り組み事例や研究成果など、有益な情報を発表したり獲得することができます。

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