検定・資格Qualify

企業・組織で品質の実務を担う方々のための検定や資格制度を設けています。

品質管理検定(QC検定)

品質管理検定(QC検定)は、企業で働く方々に求められる品質管理の能力について、品質管理に関する知識を筆記試験で評価し、予め定めた基準により品質管理の知識レベルの認定を与えるものです。第1回試験は2005年に実施されました。本検定は、一般社団法人日本品質管理学会の認定を受け、日科技連と一般財団法人日本規格協会が主催となり、全国規模で試験を実施しております。

マネジメントシステム監査員検定

マネジメントシステムの有効性を高めるための重要な要素である監査員(内部監査員、第二者監査の監査員等)の力量向上を目的として、2011年に設けた検定制度です。監査員の力量向上と、力量を把握する尺度として活用いただけます。

ソフトウェア品質技術者資格認定制度(JCSQE)

日本のソフトウェア産業から品質事故を根絶し、安全・安心な社会を実現するために2008年に設けた、ソフトウェア品質に関する資格認定制度です。この資格認定制度をきっかけとして、ソフトウェアの品質向上に関する包括的かつ体系的で本質的な知識を身につけ、継続的・効果的に品質向上を図ることが期待できます。

JSTQBテスト技術者資格認定

JSTQBとは、日本におけるソフトウェアテスト技術者資格認定の運営組織で、 各国のテスト技術者認定組織が参加しているISTQB(International Software Testing Qualifications Board)の加盟組織として2005年4月に認定されています。

ISTQBの加盟組織の各国団体は資格および教育・訓練組織認証について相互認証を行っており、JSTQBが運営するソフトウェアテスト技術者資格は海外でも有効な資格となっています。

日科技連は、主催団体であるJSTQBとパートナーシップを結んでおり、試験の実施組織です。

QCサークル指導士資格認定制度

QCサークル活動の普及と発展のために、2000 年4月にQCサークル指導士認定制度を発足しました。本制度は、企業・団体等で正しくQCサークル活動を教育・指導できる人を「QCサークル指導士」として認定する制度です。

「QCサークル指導士」はQCサークルの分野で唯一の認定資格であり、広く活動できる場が与えられ、QCサークル活動のさらなる普及と発展に寄与することをねらいとしており、社会的にも高く評価されるものです。

信頼性技術者資格認定制度(JCRE)

信頼性技術者資格認定制度(JCRE)とは、日科技連が信頼性工学の普及と発展のために信頼性・品質保証業務に携わる技術者の資格を認定し、評価登録する制度として2007年に設立した制度です。信頼性全般についての基礎的知識を有し、基本的な問題の解決に有効な信頼性手法を利用でき、信頼性の向上活動を自ら実践できるエキスパートと判定された方には「信頼性技術者」資格を授与します。