国際活動 International Activities
日科技連では、1950年に米国からデミング博士を招聘したことに始まり、海外への視察チームの派遣や海外からの訪日研修団の受け入れ、また、国際TQMセミナー、品質国際会議や国際QCサークル大会の開催などをとおして、品質管理に関わる多くの人々との交流を行い、世界における品質管理の普及と発展に寄与しています。
国際活動の主なマイルストーン
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1950年6月
デミング博士が日科技連の招きで来日
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1951年6月
デミング賞創設
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1954年7月
ジュラン博士が日科技連の招きで来日
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1963年5月
第1次品質管理海外視察チームを米国に派遣
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1967年10月
スウェーデン「鉄鋼企業のQC調査チーム」来日
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1968年4月
第1次QCサークル海外派遣チームが米国を訪問
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1969年4月
オランダ品質管理視察団が来日
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1969年10月
第1回品質管理国際会議(ICQC)を開催 (以降9年ごとに日本開催
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1971年6月
第1次信頼性海外視察チームを欧米に派遣
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1975年12月
韓国への品質管理支援を開始
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1978年10月
第1回国際QCサークル大会(ICQCC)を開催 (以降毎年アジア地区で開催)
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1979年6月
台湾への技術指導を開始
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1988年10月
国際TQCセミナーを開設(現:国際TQMセミナー)
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1989年11月
フロリダ電力がデミング賞実施賞を海外企業として初めて受賞
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2001年5月
アメリカ品質協会(ASQ)とパートナーシップ締結
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2002年9月
ASQ、EOQ、JUSE、IAQの4団体による「世界品質宣言」発効
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2005年9月
創設メンバーとしてWorld Alliance for Quality(WAQ) 設立
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2014年10月
日本で6回目となる品質国際会議を開催
品質管理国際会議(2005年)
国際協力
- 各国品質団体(ASQ、 EOQ、 ANQ)との世界品質同盟(World Alliance for Quality) の結成と相互協力
- 各国(欧米、東南アジア地域)主催の会議、講演会への専門家派遣
- 海外からの調査・視察団、研修チームの受け入れ
国際TQMセミナー
- 英語圏の方々を対象に、1988年から毎年東京で開催しております。
- そのほか、海外諸国からの要請による品質経営セミナーや、インド、タイなどで各国品質団体と共催でTQM関連行事、セミナーを開催しております。
- 東京で開催している国際TQMセミナーの概要は以下のとおりです。
国際TQMセミナー
国際企業、日本企業の海外現地法人の方々を対象に英語で日本のTQM活動を理解していただくためのコースです。英語でTQM活動を学ぶことができるので、海外現地工場や事業所に転勤され、日本の品質管理の考え方やTQM活動を導入、推進する立場の方にも有効です。コースは3日間のセミナーと2日間の企業訪問を合せ、合計5日間の日程で開催します。
- 品質至上で世界の品質管理のリーダーシップをとってきた日本の品質管理の基本概念を習得できます。
- 講義を通じて方針管理と日常管理の進め方の実際を把握していただきます。
- デミング賞受賞企業などの日本の優良企業を訪問し、TQM活動推進の実状を把握していただきます。
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対 象
国際企業(日本在住の国際企業の方を含む)、日系企業海外現地法人の経営者、管理者
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会 場
セミナー :東京・日科技連
企業訪問 :東京地区 -
講 師
海外企業の指導歴の経験豊富な講師をはじめ、デミング賞委員、受賞企業の経営幹部、TQM推進担当者の方々が指導にあたります。
- 国際TQMセミナーについて
- 品質経営推進センター 営業・企画グループ
- TEL:03-5378-1219 E-Mail:juse-biz@juse.or.jp
国際行事
以下は国際行事として、各国から集まった事例発表等が行われます。
- 品質国際会議(ICQ)
- 世界ソフトウェア品質会議(WCSQ)
- 国際QCサークル大会(ICQCC)
- 品質機能展開国際シンポジウム(ISQFD)