ソフトウェア品質Software Quality
日科技連とSQiPの取り組み
1980年、日科技連では、日本におけるソフトウェア製品の品質向上と効果的開発の方法論の確立を目指して、「ソフトウェア生産管理研究委員会」(SPC, Software Production Control)を設置しました。 以来、「TQMとソフトウェア工学の結婚」を標榜し、日本的品質管理をソフトウェア生産に適用するための調査・研究・普及を行ってまいりました。
2007年に、この活動が「ソフトウェア品質に関する活動」であると分かりやすくすることと、ソフトウェア技術職という専門的職業の矜持を大事にしたいという思いから、SQiP(Software Quality Profession)に改称しました。
1980年の設立当初は、メインフレーマーで培われたソフトウェア品質技術・施策を議論する場でしたが、現在はソフトウェア産業に関わるすべての方々が議論できる場になっています。その間、海外視察団を派遣して海外との交流を行うなどして、それがWCSQの実現につながっています。また、これらの議論を通じて得られた知見をSQuBOKRとして体系化し、これを基本とした資格制度の創設、セミナーの開発を行い、誰もがソフトウェア品質を学べる環境を作っています。
SQiPのミッションと活動方針
実践的で実証的なソフトウェア品質技術・施策の研究・普及を目的として、日本科学技術連盟の下に設置されたソフトウェア品質向上のための活動です。SQiPは、「ソフトウェア品質を良くしたい」という思いを共有する方なら、誰でも参加できるオープンな場です。
SQiPのミッション
- ソフトウェア技術職を自ら誇れる職業として位置づけ、
- 実践的で実証的なソフトウェア品質技術・施策を体系化し、
- これを普及させることにより、
- 日本の、ひいては世界のソフトウェア産業の健全な発展に寄与し、
- 品質の良いソフトウェアによってもたらされる安心・安全な社会の実現に貢献します。
SQiPの活動方針
- ソフトウェア品質の重要性を訴求
- 実践的で実証的なソフトウェア品質技術・施策の研究・体系化と普及推進
- 日本のソフトウェア産業の健全な発展に貢献
- グローバルな視野での活動、国際協力の推進
- 新しい課題へのチャレンジ
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