演習コースII ソフトウェアメトリクス

主査・副主査・アドバイザー


主査
柏原 一雄
(㈱デンソークリエイト)

副主査
小池 利和
(ヤマハ㈱)

アドバイザー
小室 睦
(㈱プロセス分析ラボ)

1. 活動のねらい

演習コースⅡ「ソフトウェアメトリクス」は、ソフトウェア品質技術の1つの柱とも言えるメトリクスに特化したコースです。ソフトウェアの品質保証、プロセス改善、開発力向上のためにメトリクスを活用したい方を対象にしたコースです。

メトリクス測定、データのハンドリング、分析の各種手法を網羅的に習得していただきます。書籍「ソフトウェアメトリクス統計分析入門」に、実践→理論→考察→実践→・・・というスパイラルで、理解を深めていく有効な学び方が示されています。この考え方を参考に、本コースでは、手を動かす演習を重視しています。演習内容は、ほぼすべて講師の実践経験にもとづいたものであり、実践の疑似体験ができます。また、単なる詰め込み教育とはならないよう、学んだことを自身の職場で実践し、最終的にレポートとしてまとめることを目標にしています。

こうした、実践を重視するスタイルの本コースに参加することで、学んだ技術をすぐに現場で使える状態になります。

2. 活動の進め方

メトリクス測定、データのハンドリング、分析の各種手法などを、講義だけでなく演習とディスカッションを交えながら学びます。

演習では、主にExcelを用いたデータ加工の方法やフリーの統計パッケージR、Rコマンダーを用いた統計手法などを習得します。講師の実践経験、研究員の実践経験を共有するディスカッションの場も用意し、研究員それぞれの課題解決の参考にしていただけます。分科会終了後(18:15~)に、飲食もしながらリラックスして、メンバー持ち回りで事例紹介をする「アフター」と呼ばれる活動も行います。

そして、講義・演習を通して習得したことを研究員のご自身の現場で実践していただき、コースの最後に「実践レポート」を作成していただきます。「実践レポート」作成に際しての困りごと等あれば、いつでも講師陣に相談をしていただけます。既に解決したい課題をお持ちで、関連するデータ収集もされているという場合には、解決策の個別指導のご要望にもお応えします。

3. 年間スケジュール

回数 開催月 主な活動内容
1 5月
  • メトリクス概論
2 6月
  • 欠陥、工数、規模の測定方法
3 7月
  • R コマンダー操作
  • 統計基礎
  • データ可視化事例の紹介
4 8月
  • データ可視化ワークショップ(GQM 演習)
5 9月
  • ソフトウェア品質シンポジウム
6 10月
  • データハンドリング(ExcelVBA & DB 操作)
7 11月
  • 統計的検定
8 12月
  • 相関、回帰分析
9 1月
  • データ分析ワークショップ
10 2月
  • 実践レポート発表会
11 3月
  • 最終成果報告会
  • カリキュラムの順番、開催月は変更される可能性があります。

4. 参考文献

[1] 野中誠、小池利和、小室睦、「データ指向のソフトウェア品質マネジメント」、日科技連出版社、2013

[2] 小池利和、「ソフトウェアメトリクス統計分析入門」、日科技連出版社、2015