品質経営(顧客価値創造・TQM)Quality Management
品質経営と顧客価値創造
品質重視の考え方は今日の企業経営において不可欠な要素です。多くの企業が製品の品質はもとより、サービスの質、顧客価値創造まで含めた総合的なCSの強化を目指しています。
品質経営の考え方に基づいたマネジメントを推進することで顧客価値を創造し、進化させていくことが可能になります。
TQMの背景と戦略的有用性
TQM(Total Quality Management)の源流は品質管理(QC)にあります。戦後の日本のものづくりの品質レベルは、決して高いものではありませんでした。そこで、品質管理に統計的手法などによる「科学的アプローチ」を取り入れ、生み出される「結果」(=製品)だけを見るのでなく、それを生み出す「プロセス」(=製造工程)を改善することで日本製品の品質を格段に向上させました。
この「科学的アプローチ」や「プロセス重視」という基本的な考え方は、製造部門のみならず、他の部門の業務の改善においても適用可能なものであり、これに、個人の能力向上や組織的な活動を加え、全社的な取り組みに発展させたのが今日のTQMです。
日科技連は、当初からTQMの有用性に着目し、企業のTQM強化に役立つ情報の発信、シンポジウムやフォーラムにおける情報の共有、TQM推進を担う人材の育成のサポートに取り組んできました。
TQM活動・品質マネジメント活動についてのお客様からの要望に応えて、日科技連が制作したガイドブック、自己評価シートをダウンロードしていただけます。
1. TQM活動・品質マネジメント活動ステージアップガイド
「TQM活動・品質マネジメント活動ステージアップガイド」とは、TQM活動・品質マネジメント活動について、自社状況の自己診断や、レベルアップのための方策の確認をしていただけるガイドブックです。企業におけるTQM活動・品質マネジメント活動の導入・推進の支援、活動の更なる活性化をねらいにしています。
2. ISO 9001からTQM活動への自己評価シート(2015年版対応)
QMS活動を実施している企業の皆様へ自己診断ツールです。ISO 9001活動の実力を知り、システムのどこを強化して経営に役立てるかを考えることができます。
3. TQM奨励賞自己評価シート
TQMを導入し,今までTQM活動を実施してきたが,その現状レベルを知りたい、そして『TQM奨励賞』への挑戦を目指したいという方々のために開発されました。
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