セミナー派遣者・参加者の声:ArkMS(株)Voice
薬剤疫学セミナー(薬剤疫学)
ArkMS(株)
エビデンスソリューション部DB調査チーム
亀谷 恵莉さん(2025年度・第20回薬剤疫学セミナー受講)
実務直結の講義とグループワークで知識を深めることができるセミナー
私は現在、製造販売後データベース調査に関わる業務に携わっております。本セミナーについては、過去に同部署の先輩方が受講されていたことから存在を知り、日々業務の中で自身の知識不足を痛感していたため、今回参加させていただきました。
本セミナーでは、研究デザインや解析手法など自身の業務に関連する内容について、講義で詳しく学ぶことができました。特に「バイアス」に関する講義は印象的でした。受講後すぐに実際の業務でImmortal time biasについて議論する場面があり、本セミナーで学んだことが業務に直結し、実務に活かせることを実感しました。
計4回のグループワークでは、文献の読解、課題の検討、グループメンバーとのディスカッションを通して、講義で学んだ内容をアウトプットすることで、知識をより深めることができました。また、グループワークの発表では、同じ文献でもグループによって解釈が異なっていたり、別の視点があることに気付かされ、とても勉強になりました。
本セミナーでは、実務に繋がる内容を学べただけでなく、同職種の方々と交流する貴重な機会ともなりました。今回学んだ経験を今後の業務にしっかりと活かしていきたいと思います。
ArkMS(株)
エビデンスソリューション部DB調査チーム
チームリーダー
中山 良純さん(派遣責任者)
体系的に薬剤疫学を学び、メンバーの成長に期待
昨今、製造販売後データベース調査が選択される機会が増えつつありますが、そのような調査を遂行できる専門的な知識・経験を有し、調査を遂行できる人材はまだまだ不足しています。我々はCROとして調査デザイン等について製薬企業様と対等に議論し、提案できるような専門知識と実践力を備えた人材の育成が急務と感じています。
薬剤疫学セミナーは、薬剤疫学に関する知識と実践的な視点を身につける貴重な機会と考え、これまでも数名の社員を参加させています。今回は若手社員である亀谷さんにも参加してもらいました。研修では実務的な知識を得るだけではなく、他社の参加者と交流し、業界関係者とのネットワークを築けるよい機会でもあったと思います。
亀谷さんにはこの研修で得た成果を日々の業務に活かすとともに、社内でも教育の担い手として成長してくれることを期待しています。
(2025年10月寄稿)
