セミナー派遣者・参加者の声:大日本住友製薬(株)Voice

薬剤疫学セミナー(薬剤疫学)
大日本住友製薬(株)
データデザイン室
福井 大介さん
(2020年度・第15回薬剤疫学セミナー受講)

R- データを有効に活用する不可欠かつ有用な知識を体系的に得ることができました

本セミナーに参加して感じた最も特徴的な点は、薬剤疫学に関する多岐にわたる話題について体系的かつ包括的に学べることです。本セミナーのように幅広い内容を取り扱う講座は他ではほとんどないように思います。

特に私は、社内のリアルワールドデータ(RWD)の活用を推進する業務を担当しているため、それに関連する話題が特に参考になりました。各種データベースのソースの違いに起因する特徴の違い、また安全性監視におけるBD調査の実施方法や関連規制、さらにDB研究のデザインや解析方法、および特に二次利用データを利用する際に生じる諸問題や注意すべき点等幅広い話題を国内外の事例を交えてご紹介いただき、さらにグループディスカッションを通じてより理解を深めることができました。

RWDは、薬剤疫学のみならず研究開発やマーケティング等、製薬業界においてますます活用の幅が広がっており、本セミナーでは様々な分野でこれらのデータを有効に活用するうえで不可欠かつ有用な知識を得ることができたと感じています。

大日本住友製薬(株)
データデザイン室長

土屋 悟さん (派遣責任者)

R- グローバルにも通用する薬剤疫学手法のスキルを身に着けることができる充実したコース

近年、製薬企業では、医療リアルワールドデータ(RWD)の利活用を試みる国内外の取り組みが活発化しています。研究段階から市販後まで、医薬品のライフサイクルの様々な場面でRWDの利活用が検討されており、弊社データデザイン室でも、研究、開発、CMC、MA、営業、さらにはビジネスデベロップメント等、幅広いメンバーと一緒にRWDの分析を進めています。これらのどの場面でも、全てのデータ分析者には、ベースとなる薬剤疫学手法への適切な理解が求められます。

本セミナーは、エキスパートの先生方により、薬剤疫学を系統的に学ぶことができる充実したコースであります。 参加された福井さんは、本セミナーを通して学んだ技術を日々の業務に生かしています。弊社の米国子会社のメンバーとも議論しながら様々な分析を行っており、本コースは日本だけでなくグローバルにも通用するスキルも身に着けることができると考えております。

(2021年10月取材)