BC
106.新しい視点から見えてきたもの<2026年01月29日>

シチズン時計株式会社
杉浦美晴(130BC・T)
杉浦美晴(130BC・T)
きっかけ
私がベーシックコースを受講したのは、2016年のことです。
当時、私は研究開発部門から新たにサービス部門へと異動したばかりで、これまでとは考え方や文化の違う領域への挑戦に、楽しみと不安が入り混じった緊張感のある日々を過ごしていました。そんな中、上司から「ベーシックコースを受けてみないか」と強く勧められたことが受講のきっかけです。
私たちはサービス部門に眠る宝の山、つまり、顧客属性、クレーム内容、修理履歴などの
多様な情報を活かす方法を模索していたのです。
受講してみて
講義の中には、静かだけれども深い驚きと感動がありました。
これまで単純に「管理しやすい指標や数字」と考えていたものにも、実はきちんとした理由や背景があることを知り、驚きとともに新たな発見を得ました。また、過去にあらゆる条件を総当たりで実験していた自分を振り返ると、思わず苦笑いがこみ上げてきた場面もありました。品質管理の理論や手法を学ぶことは、「製造業あるある」の謎解きのような面白さがあり、まるでパズルを解く感覚に近いものでした。
さらに、班別研究会では、サービス部門で持て余していたデータの活用に光が差し込み、データを俯瞰的に捉え、的確な指導やアドバイスをくださった先生方や班のメンバーには、今でも深く感謝しています。
伝えたいこと
私から皆さんへ伝えたいことはいくつかありますが、その中でもあえて少し触れにくいメッセージを選びます。
「女性の皆さん、ぜひベーシックコースを受講してみてください。」
「ぜひ周りの女性にベーシックコースを勧めてみてください。」
多様性を認め合う時代になったとはいえ、実際にはBCの受講生は圧倒的に男性が多く、女性は少ないのが現状です。
しかし、品質管理の基礎となる統計学や確率論などは、性別に関係なく学べる分野です。
その中で、女性ならではの視点や気配りは、気づきにくい問題を見つけ出す力に、
豊かな想像力と深い洞察力は、出てきた結果をどう生かすかを考えるときに、
とても役立つと感じています。
また、ライフステージに左右されず、スキルさえあればキャリアを築き続けられる分野でもあります。
だからこそ、ベーシックコース受講で得られる知識、スキル、人脈、自信は、働く女性の皆さんの味方になると私は信じています。
〈お問い合わせ先〉一般財団法人 日本科学技術連盟 品質経営研修センター 研修運営グループ
〒166-0003 東京都杉並区高円寺南1-2-1 / TEL:03-5378-1213
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