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2021.01.01 お知らせ
新年のご挨拶
TQMの考え方による人材育成でチャンスをつかむ年に!
一般財団法人 日本科学技術連盟
会長 山西 健一郎
新年明けましておめでとうございます。
昨年は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの影響により、日本を含む世界各地で緊急事態宣言が発せられ、東京オリンピック・パラリンピックの延期にはじまり、首相の突然の交代、アメリカ大統領選挙での混乱など、前例のない予測困難な多くの変化が起きました。企業活動においても、特に接客を伴う形態を中心に変革の年となり、大事な局面を迎えています。
このような中、2021年を迎えることとなりましたが、環境変化に適応するため変革がプラスに転じたと思われることもあります。新しい生活様式の実践やリモートワークの普及はデジタル化の流れ、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)や働き方改革を加速させ、次のステージに到達していると言っても過言ではないでしょう。このような傾向は、官民の成長戦略であるSociety5.0の実現には必要不可欠な要素といえます。
より良い社会・環境を持続的に実現するためには、人材育成による変化に対応した新たなリテラシーを継続して向上してゆくことが欠かせません。品質やTQMの考え方は国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に親和性があり、日本の企業経営においても広く適用並びに、応用が可能です。日科技連では品質やTQMの考え方に根差した人材育成、DXをはじめとした新たなリテラシー向上のための多様なコンテンツを、自らもデジタル技術を取り入れつつ提供チャネルを増やすことで、より多くの方に、より安全に提供していきたいと考えております。
経営においては、「ピンチをチャンスに」とよく表現されますが、今年はまさにピンチを乗り越え、日本産業界におけるチャンスの年としたいものです。
本年も皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
持続的成長・競争力強化にために企業変革力の推進とDXの実践を
一般財団法人 日本科学技術連盟
理事長 佐々木 眞一
新年明けましておめでとうございます。
昨年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大によって戦後最大とも言うべき世界的危機を迎え、日本の産業界にも大きな影響を及ぼしました。身近なところでは、新しい生活様式の実践やリモートワークの普及などで、企業活動においては事業形態や働き方において変革の節目となった年でもありました。
このコロナ禍の中、2021年を迎えることとなりましたが、日本企業にとっても正念場の年になると感じております。企業を取り巻く環境変化が、感染症の影響でこれまでより予測困難になる中で、企業・組織にとっては、その変化を見抜き、いち早く対応するためのリーダーシップや適応のため自己を変革していく能力、つまり企業変革力が求められる時代となりました。
社会やお客様のニーズがモノからコトへと変化することに加え、ウィズ・コロナ、ポスト・コロナという経営環境の変化は、デジタルトランスフォーメーション(DX)を強力なビジネスツールの域を超え、価値創出の源泉に変質させたと考えます。つまり、DXなくして企業の将来が見通せないと言ってもよいと思います。
この企業変革力の強化・促進ならびにDXの取り組みには、これらの領域を支える人材の育成が不可欠であります。
当財団といたしましても、環境変化に対応し、セミナー事業のさらなるオンライン化を進めることにより、品質経営の普及・推進のための人材育成を図り、変化に対応できる組織づくりに貢献すべく努力いたします。
本年も賛助会員の皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。