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第17回 知識構造化シンポジウム
~設計開発部門のSSM実践 未然防止活動の多彩な工夫~
日時:2025年9月19日(金) 13:30~17:00
【ライブ配信開催】
講演概要(講演者敬称略)
事例講演1「医用機器の設計開発におけるSSM活用による品質トラブル未然防止の取り組み」 |
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笠井 貴之(株式会社島津製作所 総合デザインセンター 設計推進ユニット 主任) 医用機器の設計開発段階での品質トラブル未然防止を目指し、SSMを活用したトラブル知識の登録と活用の仕組みを業務プロセスに組み込んできた。特に開発機器の機能展開図とSSM知識ベースの連携を強化し、チェックリストにおける作成の効率化や検討内容の漏れ防止に取り組んだ。また未然防止活動の実効性を高めるための知識登録・活用の工夫や、更なる設計品質向上に向けた不具合事象からの知識検索など、様々な仕組みの策定に取り組んでいる。本講演では、これらの実践内容と今後の課題、さらなる展望について紹介する。 |
事例講演2「商用車の開発におけるSSMを用いた不具合未然防止活動の工夫」 |
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浅野 巧(日野自動車株式会社 開発品質管理部 開発品質管理グループ) 弊社では、商用車の開発・製造を行っている。国内外の市場不具合等の技術情報を活用し、開発品質を向上させることを目的として、2018年に SSM を導入して未然防止活動を行っている。その活動において、知識蓄積の手段として技術情報の深掘りの為に独自に考案した故障解析シートを活用している。また設計者が利用した知識確認用シートを解析し、システム活用状況を評価して、設計者への知識活用方法の指導や知識運用の改善を行っている。本講演ではこれらの取組みについて紹介する。 |
事例講演3「空調機の設計部門におけるSSMを活用したトラブル未然防止活動の強化と実務適用の推進」 |
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井上 裕章(三菱重工サーマルシステムズ株式会社 空調機技術部 技術管理課 技術支援チーム 主任) |
特別解説「構造化知識マネジメントの導入方法と実践各社の最新動向」 |
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長谷川 充(株式会社構造化知識研究所 シニアコンサルタント) |
総合討論(全講演者) |
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コーディネーター:田村 泰彦(株式会社構造化知識研究所 代表取締役) |