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IoT実現に必要なAI活用ツールとは-JAXAがロケットの診断作業に採用-<2017年03月15日>

 MTシステムはIoT、すなわちInternet of Things実現の手段として活用されています。IoTの目的はモノから得た情報をインターネットで繋ぎ、日常生活や生産活動の質を向上させることですが、そこではAI(人工知能)の活用が前提となります。
 AIにはいくつかの手段があります。囲碁や東大入試挑戦など話題性のある深層学習(Deep Learning)もありますが、ものづくりの分野では、統計数理を巧みに利用したMT法などが多く利用されています。いつどのような原因で異常になるか、予測が困難であるような課題にはMT法が活きてきます。異常発生時の原因診断を迅速に行なうことも可能になります。JAXAではロケットの診断作業にMT法を採用しています。100名の検査員作業をAIで置き換えるためです。
 また、AIに求められる機能には“予測”もあります。株価などの経済指標、新たな材料を混合した際の特性予測など、今日までの情報を基にどのように対象が変化するか予測する課題です。MTシステムには予測の手段も提供されています。
 日本科学技術連盟が開催する「マハラノビス・タグチ(MT)システム入門コース」では、深層学習などとの対比も織り交ぜながら、MTシステムの特徴や応用事例などについてわかりやすく解説します。また、IoTをとりまく様々な事柄やセンシング技術、あるいはデータからの特徴抽出技術についても詳細に解説します。その他、豊富な事例解説とともに、専用計算ソフトによる演習を行いますので、MTシステム活用に必要な知識を十分に身に付けることができます。
今後、ものづくりの分野はもちろん、様々な分野でAIの活用が進むことが予想されます。AIの活用を通じてIoT実現を目指す全ての方に、MTシステムの修得をお勧めいたします。
 

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Profile

      手島 昌一
   (てしま しょういち)
北海道夕張市生まれ
北海道大学大学院工学研究科修了
博士(工学)
日本電気株式会社勤務などを経て、
現在、アングルトライ株式会社代表取締役。
品質工学会会員(編集委員)
精密工学会会員(評議員)
電子情報通信学会会員
DERGおよびMTシステム研究会委員(1996~2008年)、
ASI(American Supplier Institute)賞(1998年)、
品質工学会貢献賞金賞(2007年)、
主な著書に『機械・材料・加工の技術開発』
(共著、日本規格協会、2001年)、
『MTシステムにおける技術開発』
(共著、日本規格協会、2002年)がある。

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