ものづくり企業のためのDX入門セミナー
日本の製造業が立ち向かうDX革命
福本 勲 氏（(株)東芝 デジタルイノベーションテクノロジーセンター チーフエバンジェリスト）
現在、多くの企業が、将来の成長・競争力強化のために、デジタルトランスフォーメーション(DX) の取り組みを進めつつあります。しかし、IoTやAIなどのテクノロジー面の話題が先行し、進むべき方向や進め方に悩む企業や実務者は依然多いと考えられます。 本講演では、DX の実現において重要となるステージや、当社の取り組み事例、これらを支えるリファレンスアーキテクチャー策定の取り組みなどについてお話しします。
事例①：ヤマハ発動機のDX取組みと他社協業
若原 強 氏 （ヤマハ発動機(株) クリエイティブ本部 ブランドマーケティング部 部長）
大西 圭一 氏 （ヤマハ発動機(株) IT本部 デジタル戦略部 デジタルマーケティングGr グループリーダー
（兼）データ分析Gr グループリーダー）
前田 茜 氏 （ヤマハ(株) 業務本部情報システム部DX戦略Gr）
下記アジェンダにて、ものづくりを手掛ける企業がDXに取り組む際に留意すべきポイントにはじまり、ヤマハ発動機株式会社での具体的なDX取組み例のご紹介、およびヤマハ株式会社とヤマハ発動機株式会社でのDX文脈でのコラボについてもご紹介します。個社での事例紹介にとどまらず、DXを進めていくうえでの他社協業の有用性、という切り口からもいくつかポイントをお話しさせていただきます。
1．メーカーのDXにおけるポイント
2．ヤマハ発動機のDX取組み紹介
3．DXを進める上での他社協業の有用性
事例②：NECが考えるスマートファクトリー（仮）
高村 啓司 氏（日本電機(株) スマートインダストリー本部 上席事業主幹）
製造業では、人手不足・技術伝承・マスカスタマイゼーションといった変化に加えて、新型コロナウイルス感染症の影響を受け、急激な製品需要変動などの課題に直面しています。 これらの課題を解決するためには、スマートファクトリー化を推進することが重要です。 NECでは、スマートファクトリーのコンセプトをバリューチェーン全体に進化させその実現をご支援するための各ソリューションを強化、お客様やパートナー様との共創活動を進めています。 今回は、事例含めて最新のトピックスをご紹介いたします。
事例③：ヒトがデジタルを使いこなす未来へ
大畠 幸男 氏（ウイングアーク1st(株) DEJIREN事業開発部 副部長 兼 エバンジェリスト）
「デジタル化の推進」「データの活用」等をテーマとし、製造現場ではあらゆる変革が求められています。その変革を実現するために、様々なテクノロジの導入による改善が実施され、デジタルトランスフォーメーションの流れが生まれています。システムやプロセスが効率化や自動化にシフトする中、そのとき”ヒト”はどのような形でデジタルに向き合う必要があるのか？ビジネスにおける意志決定を伴うとき、判断の元となる”情報”をどのような形で素早く入手できる状態にしておく必要があるのか？「ヒトがデジタルを使いこなすこれからの形」をご説明いたします。
