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熱気あふれる会場風景

―第2回からの参加も受付中です!―

2014年度5月30日(金)に日本科学技術連盟・東高円寺ビルにおいて「2014年度(第10年度)R-Map実践研究会」の第1回例会が開催されました。

「R-Map」は、さまざまな製品の内在するリスクレベルを "見える化"し、事前評価できる有効性が高い手法として、多くの分野から注目を集めています。

本研究会は「R-Map」を、実践的に活用し、参加する事業者様のリスク管理・対策の向上を目的に開催されています。R-Map実践研究会は今年で10年目を迎え、盛大に第1回例会が開催されました。

年々研究レベルも向上し成果も出てきていますが、今年度も幅広く異業種から総勢45名が集まりあふれる活気の中、盛大に開催されました。その模様をお知らせします。

1. 第1回例会の様子

本研究会は、研究員および指導講師により構成されています。活動年度は毎年5月にはじまり、翌年3月に終了します。
第1回例会は、以下のプログラムで実施されました。

  時間 講義内容、講師(敬称略)








 9:50-10:00 主催者挨拶、事務連絡
10:00-10:05 主査挨拶 松本 浩二
10:05-10:30 各研究分科会 活動内容紹介、分科会活動の全体紹介 松本 浩二
10:30-11:00 第1研究分科会「R-Mapによる開発段階からの安全構造設計」
伊藤  淳
11:00-11:20

第2研究分科会「R-MapによるAcceptable Levelと社会心理」
高橋 悦之

11:20-11:40 第3研究分科会「R-Mapによる事故事例解析・研究」
井上  泰
11:40-12:00 第4研究分科会
「R-Mapによる商品流通と消費者安全確保についての研究」
宮川 七重



共通演習 「事例研究」
13:00-13:15 実施方法説明、事故内容概要
13:15-15:45 グループ分け、グループ討議
15:45-16:30 グループ別 発表 (発表10分、Q&A 5分)

(1) 事務局挨拶

本研究会に参加すると、生涯付き合える人脈の確立や、研究による知見の向上、研究成果の活用など、研究生各人が有効な研究結果を得るための日本科学技術連盟主催の各種研究会、セミナーに参加して自社の業務に役立てるように活用してください。

(2) R-Map実践研究会 研究活動の全体紹介 統括主査 松本 浩二

本研究会統括主査 松本浩二氏

■ R-Map実践研究会を中心とした製品安全活動の概要
R-Map実践研究会を中心として、行政の活動支援、企業内での展開、R-Map関連セミナー、R-Map関連出版の説明があり、R-Map実践研究会は第1~第3は10年目を迎えました。
第4の流通・販売業者についても4年目となりました。

■ 行政の活動支援
経済産業省の製品安全ガイド、製品事故情報・報告・公表制度の概要、リスクアセスメントガイドブック、製品安全に関する流通事業者向けガイド、製品安全に関する事業者ハンドブックの紹介がありました。
http://www.meti.go.jp/product_safety/

■ 企業内での活動展開
開発段階のリスクアセスメント、リコール、重大製品事故報告の必要性判断について、開発段階のRAの普及大きい、医療機器、電気部品、家電製品、IT機器、サッシ、住宅設備と、普及が小さい、玩具、介護機器、レジャー機器、輸送機器の分類の紹介がありました。
出荷後のマネージメントとして、普及が大きい、消費生活関連企業、経産省、NITEと、普及が小さい、流通事業者、自動車、食品、消費者庁、厚生労働省の分類の紹介がありました。
リスク評価における、R-Mapの活用状況のアンケートの報告があり、約半分が知っている状況で、よく使う、使う事もあるが約2割となっているとの報告でした。

調査:公益社団法人 消費関連専門委員会会議(ACAP)
「生活シーンにおける製品安全を考える、2013年11月、ACAP研究所」43ページ目
http://www.acap.or.jp/kigyou-dantai/syupan-annai/img/H250620ARIjournal.pdf

今年度は、新講師陣による、R-Map関連セミナーが開催されます。
新しく講師陣になった方々コースを「そのうち行こう」と思っている内に、関連する業種の講師から変わって、競争に激しい業界の話題が聞けなくなるかもしれません。
複数あるセミナーの選択枠の中からある特定の物を選んで繰り返し利用できる価値のあるセミナーに、指導講師陣から人選しております。
しのぎを削り、めまぐるしく移り変わる世の中では、R?Map手法を活用し発想を変えてプロのアドバイスを受け、自社製品への応用のヒントにつなげていただければと考えます。

■ R-Map関連の出版
世界に通用する製品安全リスクアセスメントとして、R-Mapとリスクアセスメント基本編、応用編、R-Map分析事例100選が2014年9月頃発売予定との紹介がありました。
執筆者は、2014年の講師陣、実践研究者、いわゆるその道のプロ達です。
担当製品郡、仕事の内容、研究会への参加と、目的と狙いについて交流を深める機会に一読されてはいかがでしょうか。

■ リスクアセスメントの動向と研究分科活動のポイント
ISO/IECガイド51:2014年版(第三版)について、どの研究分科会が行っている活動かの紹介と、2014年の電気用品安全法に技術基準の改定により、3ステップメソッドによる設計における安全機能確保が要求されているとの解説がありました。
ある一般家庭内で使用される警告表示件数の多さからの問題点の提起と、サプライチェーン全体を通じてのリスクアセスメントの流れが解説されました。

(3) 各研究分科会活動内容の紹介

統括主査 松本 浩二氏(製品安全コンサルタント)による研究会の活動内容に関した全体的な説明の後、各分科会主査からそれぞれの活動内容の紹介が行われました。

第1研究分科会主査 伊藤 淳氏

1) 第1研究分科会

  「R-Mapによる研究段階からの安全構造設計
   主 査 伊藤  淳(日立アプライアンス(株))
   副主査 小里 幸宏(住友化学(株))
   副主査 池沢  学((株)日立メディコ)
   副主査 福川  治(富士通(株))

第1分科会は、3年間は続けようとして、1年目はセーフティーモジュールの作成、リスク低減策の見積もり、発生確率の見積もり、基本的項目の理解、2年目はセーフティーモジュールの標準化、見積もり値の標準化、HBSEのリスクアセスメントへの活用、国内外のリスクアセスメント状況、3年目はリスクアセスメント技術者の教育、根拠のある見積もり、リスクアセスメント経験を積む、実践の指導、さらに実践して定着化、事故の未然防止のPDCA、モニタリングのPDCA、法令・PS・リスクアセスメントの監査ができるまでなりましょう。
こんな疑問に答える事もありかな?については実践研究会に参加して、宿題、次回研究会の予定についての紹介がありました。

第2研究分科会主査 高橋 悦之氏

2) 第2研究分科会

  「R-MapによるAcceptable Levelと社会心理
   主 査  高橋 悦之(日本電気(株))
   副主査  久保田 享((株)豊田自動織機)
   副主査  三本 利幸((株)日立メディコ)

第2研究分科会は、リスクバイアスとは何か、R-Mapにおけるバイアスイメージ、バイアス評価テーブル、リスク分析心理的影響評価テーブル、消費者バイアスの例、リスク心理学におけるリスク認知の2因子、バイアスを導入すると、リコール判断にブレがなくなり、弱者のリスクに敏感になる、社会の反応に後手を踏まずに済む事例の紹介がありました。 過去の第2分科会の成果として、リスクバイアス評価ツールの研究、ヒューマンエラーリスクマネージメントの研究、リスクコミュニケーションの研究、リコール傾向の研究がありました。昨年度の活動として、A領域でリコールした事例のバイアス分析、A領域でリコールした品質問題の事例、医療機器の誤使用リスク、弱者による誤使用事故に対するリスク低減の研究、機能部品・システムのリスクアセスメント、医療機器のバイアス(利益性)研究、日米のリスク認知比較の概要説明がありました。 2014年度の活動方針は、基本に返って、実際の製品へのリスクバイアス要素を含めたリスクアセスメントの展開、弱者使用製品の設計段階でリスクアセスメント、過去の宿題、実践できるテーマの選定、自主性を最大限尊重した活動を進めます。

第3研究分科会主査 井上 泰氏

3)第3研究分科会

  R-Mapによる事故事例解析・研究
   主 査 井上  泰 ((株)インターリスク総研)
   副主査 杉山 明久 (元 ヤマハ発動機(株))
   副主査 酒井 健一 ((独)製品評価技術基盤機構)
   副主査 市川 敏夫 (東芝メディカルシステムズ(株))

第3研究分科会は、身の回りで発生した事故、事例を、R-Mapを活用して分析・評価・検証を行い、研究成果として事故事例からリスクファインデングの基本を学び、以後の製品へフィードバックする活用と、各製品郡における「社会から受け入れられる発生頻度」レベルの設定、自社のリスク管理体制との比較により改善点を見出し、開発段階へリスクの許容レベル以下を達成することにより、リコールを必要とする事故の発生低減へのヒント、万一事故などが発生した場合、リコールや仕様の必要性を判断する事ができる成果を研究しています。
2013年度は「事故事例の活用による管理リスク抽出方法の研究」「R-Mapによる異業種間の注意喚起~リコール対応の研究」を行いました。
公開情報の分析、事例分析、過去の研究事例の情報共有を行い、全員で実際の事故をもとに基礎を学び、個人、グループでテーマを決めて、2014年度の分科会活動とする方針です。

第4研究分科会主査 宮川 七重氏

4)第4研究分科会

  「R-Mapによる「商品流通と消費者安全確保」についての研究
   主 査 宮川 七重 ((独)製品評価技術基盤機構)
   副主査 高杉 和徳 (製品安全コンサルタント)
   副主査 服部  毅 (コニカミノルタ(株))
   副主査 吉田  圭 ((株)イトーヨーカ堂)

第4研究分科会は、2007年度に製品安全自主行動計画策定のためのガイドラインが発行され2009年度に長期使用製品安全点検・表示制度が制定され、2010年に消費生活用製品向けのリスクアセスメント・ハンドブックと次々とハンドブックが発行される流れの中で発足し時代流れに沿って、全体像として流通事業者の位置付けとして、行政、製造業者、消費者、流通業者の相互のつながりの中にあり、カリスマバイヤーのイメージをR-Mapで表現して、消費者に対して販売する製品の安全性を向上させる役割と、市場に安全な製品を提供する役割としての、製品の安全性を見分ける眼力、リスクシナリオの想定、バイヤー向けのリスク分析表、リスクアセスメント方法、リスクアセスメントの簡素化、情報提供力、伝えること、伝達ツール、個別情報共有ラベル、個人情報提供ラベル、相対情報提供POPを実用に耐えるツールにバージョンアップし、カリスマバイヤーから、マーチャンダイザーへの拡張を、貴方の参加をお待ちしておりますとの紹介でした。

※マーチャンダイザーとは、
商品の原材料、原産国からはじまり、商品製造工場、サプライヤー、日本の自社物流センターへの商品輸入ルートの選定や、店舗での売場展示方法、POPの企画・立案までの全てを手掛けます。主要取引先との商談や商品サンプルチェック、品質を決める仕様打合せ、価格交渉工場検査などが主な業務内容です。つまり、マーチャンダイザーとは、製造物流小売業の要になる重要な役割です。

5)共通演習 テーマ:事例研究

「ガズこんろ火災の分析」

松本浩二統括主査が講師になり、「ガスこんろ火災の分析」についての事例研究が行われました。研究員が分科会毎に分かれてグループ検討を行いました。
各グループでは活発な意見交換・検討が行われた後に、グループ別に発表が行われ、同時に質疑応答が行われました。

実践的な討論が行われた共通演習

共通演習の発表風景

2. 今後の予定

次回の本例会6月27日(金)に開催を予定しています。
2015年3月13日(金)に実施される「成果発表会」での発表に向けて、各分科会での本格的な研究がスタートします。1年間の予定は次の通りです。

回数 開催日(予定) 活動内容
10:00 ~ 12:00 13:00 ~ 16:30
1

 

2014年5月30日(金)

 

オリエンテーション(30分)

 

研究分科会の説明(90分)

 

共通演習

 

 

6月27日(金)

 

共通講座(6時間)

 

 

7月31日(木)

 

特別講演会

 

研究分科会

 

3

 

9月19日(金)

 

研究分科会

 

研究分科会

 

4

 

10月17日(金)

 

研究分科会

 

研究分科会

 

5

 

11月21日(金)

 

研究分科会10:00~15:00

 

全体研究会(中間報告・情報交換)

 

6

 

2015年1月9日(金)

 

特別講演会

 

研究分科会

 

7 2月6日(金)

 

研究分科会

 

研究分科会

 

8 3月13日(金)

 

成果発表会

 

成果発表会
17:00- 情報交流会

 

本研究会は、第2回例会からの参加も可能です。是非私たちの活動に仲間として加わってみませんか?また、見学も随時受け付けていますので、本レポートをお読みになり、関心を持たれた方は、まずは研究会をご自分の目で見て、体感してみてください。
 本研究会の詳細はこちら

(まとめ:第1分科会 副主査 池沢 学)

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