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ビッグデータ時代のデータリテラシー1日コース

機械学習活用の推進に必要なデータの観察眼を習得できます!

セミナー概要

機械学習の急速な発展は、モノづくりの分野にも多大な影響を及ぼしています。
機械学習の能力が高まるにつれて解析結果への依存が高まり、その結果として技術者がデータを固有技術的な視点で吟味する機会が減っています。またデータ構造における、「系」から「個」へという観測視点の変化も始まっており、求められる認知能力も変わっています。

ビッグデータ時代のデータリテラシー(読み書き能力:目の前のデータを読み取り、次の分析アクションにつなげていく能力)は、従来のデータリテラシーとは異なります。「特徴量」「観測フレーム」「バイアス」に関する知識が必要であり、これらを理解していないと、分析結果が全く違うものになってしまうリスクがあります。
本セミナーでは、これらを、実例を交えて解説します。

本コースの受講を通じて、ビッグデータを扱う可能性のあるすべての技術者に、新たなデータリテラシーの概念をご理解いただくことをお勧めします。

特徴

● AIのフレーム問題、データ構造の変化(個を測って系を知る)、特徴量などについて扱います。
●DN7※((株)デンソーより無償提供のソフトウェア)を用いた演習を行います。
DN7(Digital Native Quality Control 7 Tools)
こちらでも紹介されています。
● データ分析プロジェクトを進めるためのフレームワークであるCRISP-DMにおける「データの理解」「データの準備」に焦点を絞り、データ観察テクニックを伝授します。

開催概要

対象 ・ AI(人工知能)、機械学習、IoT推進に携わる技術者で、データの解析につなげる準備の基本を学びたい方
・ データの解析につなげる準備の基本についてこれから学ぶ初心者の方
・ データの解析につなげる準備に携わる実務者で、従来のデータリテラシーとの違いを学びたい方
・ 社内でデータの解析方針を立案する実務者の方
会場 ライブ配信
講師 吉野 睦((株)デンソー)
参加費 賛助会員 39,600円
一般 44,000円
※税込み

カリキュラム

1日コース

日程 内容
第1日
9:30〜18:00
■午前
データリテラシー概論(本講の背景)
 データリテラシー復活、系の代表値を考える
 フレーム問題・誤認識、サンプリング・バイアス

■午後
データ可視化と理解(Understanding)
 分布と外れ値…ヒストグラムと正規分布への変換
  分布の変化(ウォーターフォールプロット)、アウトライア
 変数間の関連性…連続データ:相関・偏相関
  離散データ:共起性・ポリコリック相関
  ローワイズアウトライア、セルワイズアウトライア

解析方法とデータ準備(Preparation)
 尺度変換…基準化・正規化、ベースライン処理、誤差について
 技術視点に沿ったデータ変換…対数変換と対数正規分布
  技術視点の特徴量、交互作用と一般化レゾリューション
  二値データの交互作用

日程

回数 開催日 開催地 申し込み状況
第1回 2025年 5月 26日(月) ライブ配信 受付中
第2回 2025年 12月 2日(火) ライブ配信 受付中

セミナーの日程、開始・終了時刻、カリキュラム、会場は、都合により変更することがあります。また、諸般の事情によりセミナーの開催を中止することがありますので、あらかじめご了承ください。

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