体験事例・ワンポイント事例
『QCサークル』誌では、全国で活動しているQCサークルの体験事例を毎月掲載しております。
製造部門だけでなく、販売・サービスや事務部門など様々な職場の事例を紹介しております。
体験事例では、4ページにわたって、テーマ選定から効果の確認までを図表も入れながら紹介します。編集担当者のコメント「学びどころ」による解説もあります。
ワンポイント事例では、2ページ(見開き)で特徴的な工夫の場面をイラストを多用して紹介します。
年間約40件を掲載しています。
体験事例・ワンポイント事例で掲載されたQCサークルは、QCサークル石川馨賞の候補となります。
QCサークル石川 馨賞
1962年に創刊された『現場とQC』誌(『QCサークル』誌の前身)の副題Quality Control for the Foremanの略称をとって、1965年に「FQC賞」が創設されました。その後、1990年に故 石川 馨博士の偉大な業績をたたえ、「FQC賞」を「QCサークル石川 馨賞」と改称しました。
2013年からは、特色ある活動を進め、QCサークル活動の普及・発展と活性化に貢献したサークルに贈られる賞として「QCサークル石川 馨賞奨励賞」を新たに創設しました。
2018年からは、今後、事務・販売・サービス部門のQCサークル活動がより一層活発化し、活動内容が評価・表彰されることを目的として、「QCサークル石川 馨賞(事務・販売・サービス部門)」を新たに創設しました。
石川 馨博士について
日本の品質管理、TQC(全社的品質管理)の偉大な先駆者で、QCサークル活動の生みの親と言われています。特性要因図を創案されたのも石川 馨博士です。
約30年間に33ヵ国を訪問され、国際品質管理大会、国際QCサークル大会などを企画され、国際的にも大きな足跡を残された世界的指導者です。
表彰の基金
故 米山高範氏(元 日本科学技術連盟 理事長、元 QCサークル本部長、元 コニカ 社長)から、全国のQCサークル活動推進の一助として、日科技連に多大な寄付をいただきました。日科技連では、この寄付を2005年度に「QCサークル石川馨賞」表彰のための基金として積み立て、経費に充当しております。
本賞の目的と構成
「QCサークル石川 馨賞」(以下、石川 馨賞という)は、模範的または特色ある活動を行っているQCサークルを表彰することにより、QCサークル活動(小集団改善活動)の活性化と水準向上に寄与することを目的とする。
- (1)石川 馨賞
- ほかのサークルの模範となる優れた活動を進め、QCサークル活動(小集団改善活動)の水準向上に貢献したサークル
(2)石川 馨賞(事務・販売・サービス部門)
事務・販売・サービス部門のサークルで、ほかのサークルの模範となる優れた活動を進め、QCサークル活動(小集団改善活動)の水準向上に貢献したサークル
(3)石川 馨賞奨励賞 - 特色ある活動を進め、QCサークル活動(小集団改善活動)の普及・発展と活性化に貢献したサークル
本賞決定までの流れ
本部、支部・地区の大会で発表
発表の中から主催側がQCサークル本部に推薦
推薦の中から『QCサークル』誌掲載事例を選出
『QCサークル』誌掲載事例を審査
決 定