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タグチメソッド(品質工学)

タグチメソッドは、田口玄一博士によって作り上げられた、品質を経済的に作りこむためのアプローチと手法の体系をいいます。日本では品質工学と呼ばれていますが、1980年代のはじめに米国でこの手法が知られたときにタグチメソッドと命名されました。

田口氏は、もともと実験計画法についての世界的な大家でしたが、様々なメーカーで品質問題解決の実地指導を行っているうちに、品質問題が発生してから統計手法を用いて解決することの効率の悪さに疑問を感じ、品質問題を未然防止し、しかも開発効率をあげるための独自のアプローチと手法を生み出しました。それが、タグチメソッドの代表的な手法であるパラメータ設計(ロバスト設計)です。自動車産業や複写機産業などで大きな成果をあげています。

現在のタグチメソッドは、パラメータ設計を中心として、機能性評価、MTシステム、ソフトウェアテスト法、許容差設計、許容差の決定、オンライン品質工学といったサブシステムをもつ大きな体系へ発展しました。また、コンピュータと統計解析ソフトの発展にともない、様々な分野で活用が広がっています。

参考文献
[1]佐々木 脩(1972):『品質管理の知識』,日本経済新聞社
[2]山田  秀(2006):『TQM品質管理入門』,日本経済新聞社
[3]立林 和夫(2009):『タグチメソッド入門』,日本経済新聞社
[4]内田  治(1995):『ビジュアル品質管理の基本』,日本経済新聞社
[5](社)日本品質管理学会(2009):『新版 品質保証ガイドブック』,日科技連出版社

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