J-Clubマネジメントシステム・セルフアセスメント 診断結果 全体報告 2023年度
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51 ©JUSE ISO Center 不適合の把握では、「顕在化したものはすべて報告されている」(58.5%)組織が最も多く、「潜在化しているものも報告される」(17.5%)組織もあり、「誰でも組織的に報告する文化が醸成されている」(14.5%)とする組織もあるが、他方で「現場から報告されないものもある」(9.6%)とする組織も、わずかながら存在する。 是正処置・再発防止では、「違う場所・違う事象でも再発を防ぐ取り組みがある」(51.5%)組織が最も多く、「事象は違っても同様の原因から生じる可能性を防ぐ取り組みがある」(27.3%)組織もあり、組織的な対応がとられている。しかし、他方で、「再発を定義していないので、再発防止できないものもある」(2.2%)とする組織はほとんどないものの、「同じ場所・同じ事象の再発を防ぐ取り組みがある」(18.9%)として、限定的な対応になっている組織もある。

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