「不都合な情報はあまり上がってこない」(11.6%)組織はさらに少ない。 マネジメントレビューからのアウトプットに関しては、「曖昧な表現で、行動に移しづらいことがある」(5.1%)組織はほとんどなく、「曖昧な部分もあるが、解釈して行動に移す」(37.1%)ことで対応している。これに対して、「具体的な行動に結び付けられるものになっている」(50.5%)組織が最も多くて半数、さらには「行動結果を測定できるように表現されている」(7.3%)組織も少ないながら存在している。 アウトプットの活用では、「ISO審査への対応としてアウトプットを出している」(12.6%)組織は最も少なく、1割強である。「アウトプットの一部を取り込んだことがある」(19.3%)組織も2割程度あり、「アウトプットを適時、責任部署の確定も含めて活用して、取り組んでいる」(31.0%)組織も3割ある。最も多いのは「項目によっては次年度の計画に結び付けて取り組んでいる」(37.1%)組織であった。 48 ©JUSE ISO Center
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