J-Clubマネジメントシステム・セルフアセスメント 診断結果 全体報告 2023年度
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⑧ 内部監査 43 ©JUSE ISO Center 社の評価での課題が明らかになることから、より一層の改善につながっていくこと、つまりここでの活動の成熟化は、組織的な成果を高めていることが明らかになった。 内部監査(Q20) 内部監査について、その目的としては「MSを推進させる」(38.1%)ことをあげる組織が最も多く、次に「事務局主体で社内問題の解決のため」(33.8%)とする組織が、そして「経営トップの指示に基づいて経営・事業改善のため」(20.4%)とする組織が続く。「ISO規格の要求に対応」(7.7%)するという組織は少なく、自社の問題として内部監査を捉えている。 監査内容としては、規格要求事項にかかわらず、「監査プログラムに基づき、目的達成に連動させて」(45.0%)監査を行っている組織が最も多い。これに、「リスク対応も含めて」(22.2%)監査を行っている組織、そして「規格要求事項に加え、独自の監査項目も加えて」(15.9%)いる組織が続く。「規格要求事項に基づく」(16.9%)監査のみを実施している組織は、相対的に少ない。

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