J-Clubマネジメントシステム・セルフアセスメント 診断結果 全体報告 2023年度
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⑦ 監視・測定・分析及び評価 6.実施の監視(Check) 41 ©JUSE ISO Center マーケティング・顧客情報調査(Q18) 顧客の情報収集では、「取得する情報項目を決めていない」(33.2%)組織が3分の1を占めるが、「QCDなど定型的な情報」(18.5%)を収集する組織は2割、「QCD以外も含めた定型的な情報」(23.2%)を収集する組織も2割、「定型的な情報以外に、事業戦略に合わせた項目」(25.1%)も情報収集している組織が4分の1を占める。 こうして得られた情報は「顧客満足の向上につなげる」(59.1%)組織がもっと多く6割、「品質・環境管理のMSの改善につなげる」(17.3%)組織が2割、「クレーム・苦情に対応」(15.5%)する組織もある。しかし、さらに進んで「顧客満足だけでなく、顧客期待や感動につなげる」(8.4%)努力に活かそうとする組織は少ない。 供給業者・協力会社の評価(Q19) バリューチェーンの川上にある供給業者や協力会社の評価を含めた監視体制の強化については、QCDなどの「定型的な評価に基づき改善要請・指導も実施する」(48.9%)組織が最も多く、およそ半数、次にそうした「QCDなどの定型的な項目で評価」(27.3%)することだけを行う組織が続く。「さらに、リスクマネジメントに関する項目も加えて評価」

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