J-Clubマネジメントシステム・セルフアセスメント 診断結果 全体報告 2023年度
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・ 広報との関わりは顧客認識を向上させるが、顧客関係づくりには影響を及ぼさない。 ・ 顧客認識を高めることは、顧客関係づくりを促す傾向を示している。 ・ 営業部門との関わり方は、広報との関わり方と同じものとなっている。また、営業部39 ©JUSE ISO Center 顧客との関係づくりでは、「満足度調査以外に、顧客の現場を訪ねることがある」(44.4%)組織が最も多く、「非定期的な顧客満足度調査」(22.0%)、「定期的な満足度調査」(19.1%)を実施している組織が、これに続く。「満足度調査以外に、定期的な顧客の現場訪問」(14.5%)まで実行している組織は相対的に少ない。 マーケティング活動間での関係 詳しい分析結果は付属資料7に示してあるので、ここでは、それに基づく発見事項を簡潔にまとめる。 門との関わりを「公式な協議の場はない」から「トップを含めた定期的な協議」へと進展させることは、顧客認識、顧客関係づくりを向上させる傾向がある。 この発見事項は、マーケティングでの諸活動が緩やかに連動していて、ともに成熟化を促進し合っていることを示唆している。 成果への影響 成果への影響についても、詳しい分析結果は付属資料7に示してある。それに基づき、

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