33 ©JUSE ISO Center 目標設定では、その実行を確保するために定量化を図ることで、進捗状況を把握しやすくすることが求められるが、「定量化できるものは測定可能」(44.6%)、「概ね測定可能」(41.8%)とする組織が多く、「完全に測定可能」(13.0%)も含めると、ほぼすべての組織が定量化を進めている。「ほとんどが測定不能」(0.6%)は皆無に等しい。 マネジメントレビューでの結果を受け、指示事項があるときには、「概ね連動」(57.8%)させている組織が最も多い。「完全に連動」(23.4%)も多く、「一部は連動」(17.3%)している組織は少なく、「連動していない」(1.4%)はほぼない。マネジメントレビューに目標設定を連動させていることが理解できる。 リスク分析との連動では、「概ね連動」(59.9%)している組織が最も多く、次に「一部は連動」(29.5%)している組織が続く。「完全に連動」(8.8%)している組織もわずかながら存在していて、「連動していない」(1.8%)組織はほとんどいない。リスクマネジメントとの連動を試みている組織が多いといえる。
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