J-Clubマネジメントシステム・セルフアセスメント 診断結果 全体報告 2023年度
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・ リスクの体系化、リスク分析ツールの活用、リスの評価結果の活用・共有は、成熟化・ リスクの捉え方では、「回避のための事前計画・準備」と答えた組織と「機会も含め・ 戦略リスクでは、認証取得効果について、「リスク検討なし」の組織と「環境分析か・ 法的・規制リスクでは、有意な差が出ていない。 ・ 人的資源リスクでは、認証取得効果について、「リスク検討なし」と「現状の事業関・ 業務関連リスクでは、認証取得効果について、「製造サービス工程に直接関連するリ・ リスクの体系化では、認証取得効果について、「個別的に管理」と「ほとんど相互関・ リスク分析ツールの活用では、認証取得効果について、「体系化された分析ツールな・ リスク評価結果の活用・共有では、「時々マネジメントレビューで活用」と「毎回マ の進み方が緩やかに連動している傾向がみられる。 こうしてみると、リスクマネジメントでのそれぞれの活動は、緩やかではあるが連動していることが理解できる。 成果への影響 ここでも付属資料5の分析結果に基づいて、リスクマネジメントの進め方が成果に及ぼす影響をまとめてみる。 事前計画・準備」とする組織との間で有意な差があり、機会も含めて事前に計画と準備を整えている組織のほうが、認証取得効果、ISO全体評価ともに、高い評価を下している。 らリスクを検討」している組織の間で有意な差があり、戦略リスクを計画の初期段階から検討している組織のほうが、高い評価を下している。 連リスクと対策」、「現状の事業関連リスク」と「現状の事業関連リスクと対策」、「現状の事業関連リスク」と「将来の事業展開も考慮したリスク」との間で有意な差があり、いずれの場合も、リスクマネジメントでの成熟度が高い組織のほうが成果においても高い評価を下している。ISO全体評価については、「現状の事業関連リスク」と「将来の事業展開も考慮したリスク」との間で有意な差があり、ここでも同じ傾向を発見できる。 スク」と「最終顧客の現場に至るまでのリスク」との間で有意な差があり、リスクマネジメントで成熟化が進んでいる組織のほうが高い評価を下している。 係を把握し関係性も管理」との間で有意な差があり、成熟化が高いリスクマネジメントを実施している組織のほうが、高い評価を下している。 し」と「すべての部門で分析ツールを体系化」との間で有意な差があり、ツールの体系化が進んでいる組織のほうが高い評価を下している。ISO全体評価についても、「体系化された分析ツールなし」と「概ねすべての部門で分析ツールを体系化」との間で有意な差があり、同様の傾向を示している。 ネジメントレビューで活用」との間で有意な差があり、活用度が高い組織のほうが評価は高い。同様にISO全体評価についても、「マネジメントレビューでは活用していない」と「毎回マネジメントレビューで活用」との間で有意な差があり、活用度の高31 ©JUSE ISO Center

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