・ リスクの捉え方が「回避のための発生時対応」から「機会も含めた事前計画・準備」・ リスクの捉え方での成熟化が進むと、リスクの体系化でも成熟化が進む傾向がみれ・ 戦略リスク、法務・規制リスク、人的資源リスク、業務関連リスクの間では、リスク30 ©JUSE ISO Center リスク分析の評価結果の活用・共有化については、「毎回マネジメントレビューで活用」(43.8%)している組織が最も多く、これに次いで「時々マネジメントレビューで活用」(36.5%)している組織が多くなっている。「頻繁にマネジメントレビューで活用」(13.6%)は少ない状況からすれば、さらに活用頻度を増加させることが必要であろう。ただし、「マネジメントレビューで活用していない」(6.1%)組織はほとんどない。 リスクマネジメント項目間での関係 既述のリスクマネジメント項目間における関係性をみてみる。詳しい分析は付属資料5に示してあるので、ここでは、そこでの発見事項を簡潔にまとめる。 に向けて成熟化すると、戦略リスク、法務・規制リスク、人的資源リスク、そして業務関連リスクでの把握の仕方も成熟化する傾向がみられる。 る。また、リスク分析ツールの活用でも緩やかながら成熟化する傾向が見て取れ、リスク評価結果の活用・共有でも、同様の傾向が現れている。 把握での 成熟化が連動している傾向がある。
元のページ ../index.html#36