事業詳細

特別企画セッション 7/18(木)13:45~17:35

つながる時代の安全性

【概要】(予定)
社会インフラに留まらず、自動運転システムや家電製品まで多種多様な製品やサービスが複雑につながり、ネットワーク社会を築いている昨今、システムや製品の信頼性・安全性をどのように担保していくのか、様々な立場の方にご発表、討論いただき、今後の技術開発および研究の方向性について会場と共有する。
*本セッションでは、登壇者による発表とパネルディスカッションを行います。

【司会】
田中 健次 氏
電気通信大学大学院 教授 情報理工学研究所 情報学専攻
(第49回信頼性・保全性シンポジウム 副委員長)

門田 靖 氏
(株)リコー 研究開発本部 リコー未来技術研究所 先端デバイス研究センター 主席研究員
(第49回信頼性・保全性シンポジウム 副委員長)


【登壇者・パネリスト】


                 

■登壇1
ディペンダビリティ標準の新しい動向〜新国際標準IEC 62853がもたらすもの

木下 佳樹 氏
神奈川大学 理学部情報科学科 教授
【概要】
システムの設計、開発、製造の過程で信頼性を上げる努力を最大限に払ったとしても、障害のリスクをゼロにはできない。IEC 62853 Open systems dependabilityは、合意形成、説明責任遂行、障害対応、変化対応の四つの視点から、運用を含めたシステムライフサイクル全体に亘る反復的改善によって、総合信頼性(ディペンダビリティ)を達成するためのガイダンスを提供する国際標準であり、2018年6月に発行された。近年注目されているSociety 5.0関連システムや、自動運転システムなどは、ブラックボックスのシステム要素を含む、機械学習を採用するなどのため、利用者だけでなく開発者も全貌を把握するのが困難で、オープンシステム(開放系)の特徴を備えている。IEC 62853が用いる四つの視点は、オープンシステムの総合信頼性を達成する際の鍵と見なされている。
本講演では、講演者がproject leaderとして開発チームに貢献したIEC 62853の概要と用途を紹介し、併せて、その基本コンセプトが総合信頼性の上位国際標準群(IEC 60300-1など)の改訂。に及ぼしつつある影響について報告する。

【経歴】
東京大学大学院理学系研究科情報科学専攻修了。理学博士。テキサスインスツルメンツ・アジア・リミテッド、通商産業省工業技術院電子技術総合研究所主任研究官、独立行政法人産業技術総合研究所システム検証研究センター長を経て現在神奈川大学理学部情報科学科教授、同プログラミング科学研究所所長。「検証における記述量爆発問題の構造変換による解決」、「利用者指向ディペンダビリティの研究」などのCRESTプロジェクト研究代表者を務めた。現在IEC TC 56 Dependability/WG 4 Information systems convenor、ISO/IEC/IEEE 15026-2 Assurance case および同15026-4 Assurance in the life cycleのproject editor、一般社団法人ディペンダビリティ技術推進協会理事などを務める。
 

■登壇2
つながる時代の安全性 ~Safety2.0の視点から~

中村 英夫 氏
株式会社社会システム開発研究所 代表取締役
(日本大学名誉教授)
【概要】
産業安全は経験工学的に技術が発展してきた。機械系→電気機器→シーケンス制御→コンピュータ制御という折々の技術成果を組み込みながら進歩してきた産業機器の安全を、Safety0.0からSafety2.0という流れの中で総括する。その今日的姿として、つながる安全、協調安全を標榜するSafety2.0の概念が、IoTの技術を最適な形で組込んだ形態を作り出すことは間違いない。ただ、その概念が単なる安全性の高度な姿をもたらすのみならず、システムの安全や高信頼化へのソリューションとしてもつ意義にも留意する必要がある。多くの要求や多様化するニーズに応えるための機能向上要求に応じるため、システムは、複雑化、巨大化する傾向にある。Safety2.0が、その流れを変貌させ、スマートで機能性に富んだシステムを経済的に構築するというシステム論を展開する。Safety2.0の中で、現在その方法論を本質制御と呼んで具体化を目指した開発研究を行っている。長年の歴史の中で、高い安全性を構築してきた列車制御システムが、本質制御を適用することで全く新しいシステム形態に変革できるというケーススタディの結果について紹介する。

【経歴】
1971年 国鉄・中央鉄道学園大学課程卒、1986年東京理科大電気工学科卒
1972年 鉄道技術研究所
1987年 国鉄民営化に伴い(財)鉄道総合技術研究所に転籍、1992 年同室長。
1994年より日本大学理工学部へ。1997年教授、2018年名誉教授。
鉄道信号保安装置へのコンピュータ導入に関する開発研究、各種ATSの開発や無線式列車制御システムの開発を行う。フレキシブルシステム、ディペンダブルシステム,列車制御システム、Safety2.0などの研究に従事。日本信頼性学会会長、電気学会交通電気鉄道技術委員会委員長等を歴任。国土交通省技術検定委員。電子情報通信学会フェロー。(IRSE)国際信号技術者協会フェロー。工学博士。
 

■登壇3
パナソニックにおけるIoTセキュリティ確保の取組み

中野 学 氏
パナソニック株式会社
製品セキュリティセンター 製品セキュリティグローバル戦略室 主幹技師
【概要】
様々な家電がインターネットに繋がるようになり、製品におけるセキュリティが重要視されるようになってきました。製品のセキュリティ確保については、政府やセキュリティ企業、メーカが様々な取り組みを行っておりますが、パナソニックでは2003年から製品の脆弱性検出を、2010年から脆弱性対応チーム(PSIRT)の運営を行って参りました。本講演では、最近のいわゆるIoT製品への攻撃・研究事例を紹介すると共に、メーカとしてどのように製品セキュリティ確保の取り組みを行っているかをご紹介致します。

【経歴】
2006年横浜国立大学 博士課程修了、その後 2006 年から 2016 年まで(独)情報処理推進機構において、セキュリティ調査・普及啓発活動に従事。
2016年4月から、パナソニック(株)製品セキュリティセンター 製品セキュリティグローバル戦略室所属。担当は国内外の製品セキュリティ強化に向けた各種課題解決、方針策定等。Panasonic-PSIRT(Product Security Incident Response Team)メンバー。


 

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